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マリン情報

JPN Internat'l Boat Show (5/5)

平成2,3年のいわゆるバブルの時代、ヨットマンが行くパプ、ショットバーがかなり有った記憶がある。

ヨットオーナーがサイドビジネスで、またはマスターが
ヨットオーナーになったとか。

最近はあまり見ない。
ヨットマンが少なく、しかも高齢化しているから、なかなか
ビジネス性がないのでは ?

しかし横浜と言えば分母が大きいわけであるから、成り立つ場合もあるんだろう。
関内にある「チャートハウス」に行く事ができた。

お店の中はハワイ雰囲気で、色んなヨットクラブのペナント、
若かりし頃の有名ヨットオーナー、スキッパーの写真、
加山雄三光進丸のビデオ等、懐かしいものが多い。

3/3(土)の夜は、舵社の田久保社長も現れた。
また深夜、葉山マリーナに向かうヨットグループも
にぎやかにワインを傾けていた。

20年前にタイムスリップした感じがした。


テーブル、椅子は分厚いニス塗り。
ヨットオーナーでもあるマスターは、若いジェントルマン。

2012年03月04日 06:24
JPN Internat'l Boat Show (4/5)

(木)~(日)の4日間、前半はヨットのオーナーの来場が多く、後半は一般客もプラスされるから、展示艇の少ないヨットは行列待ちの状態になる。

特に後半の接客は疲れる。

デッキ、キャビンを飛び回る幼児達。
事故が起きないように見張っていなければならない。

デュッセルドルフボートショウでは、小学校が課外授業で
見学に来る。
幼児が飛び回る姿は見たことがない。

大人の世界と線引きする習慣は日本も学ばなくては。


女性スタッフ3名が見学者のコントロール、アンケート依頼、
カタログ配布等の役割。今回総勢7名のスタッフで頑張った。

2012年03月03日 18:08
JPN Internat'l Boat Show (3/5)

今年のボートショウは、海上展示艇を横浜ベイサイドに移動した。
その為30分間隔でシャトルバスが運航される。
所要時間は約30分。

輸送力は一時間で約100人。少ないのでは ?
この変更の結果が今後問われる事になろう。

2会場開催のディメリットは明白。
どうして日本はちゃんとしたメッセ会場を作れないのだろう ?
政治も含めて、すべて場当たり的。


3/2,あいにく朝からの雨、とても寒い。

海上展示ヨットの視察に行ってきた。

やはり来場者は少ない。



大型ボート数十隻、そして10隻のヨットが海上展示。

2012年03月02日 17:50
JPN Internat'l Boat Show (2/5)

それにしても関東は地震が多い。
昨晩そして今朝、毎日一回揺れるのかな ?

お客様に聞いてみたら、気が付かなかった方もいた。
どうも少々の揺れにマヒするらしい。
広島の住民にはとても考えられない。

地震、津波、放射能そして火山噴火。
関東は大変なところだ。
この4日間、何も起らなければ良いが。。。。  (笑)


初日(3/1)の来場者はまずまず。
現OWNERがほとんど。

提示価格は ' 安い ' と皆さん異口同音。
理由は昨今の円高。
しかしその後が続かない。

現在の中古市場をよく知っている私が、新艇購入が
絶対お得と説得しているのに。。。。   (笑)

笛吹けど踊らず。

大きな買物は、即断という訳にはいきませんね。



なぜかHanseのフラグの上下が逆、明日直しておこう

2012年03月01日 17:58
JPN Internat'l Boat Show (1/5)

今年のジャパンインターナショナルボートショウは3/1(木)~3/4(日)、パシフィコ横浜と横浜ベイサイドマリーナの2会場で行われる。
ウインクレル商会の営業応援の為2/29、横浜に向かった。

なんと現地は雪化粧、とても寒~い。
ベイサイドマリーナでの準備は、多分大変なんだろう。

屋内展示はたったの3艇。
さみしいと言うより、この現状が悲しい。 (失礼)

さて、Boat Showの準備は大変だ。
前日の夜中にヨットを搬入し、クレーンでマスト立て。
船体・キャビンのクリーニング、そして回りの飾り付け。
当日の明け方まで続く事もある。

明日から4日間の天候、あまり良くないようだ。
とにかく新艇を増やして行く事が、日本ヨット界の
史上命令だ。

がんばりたい。


左からデェルフィア33、ハンゼ355そしてハンゼ385。
特にハンゼ385の船型は尖った二等辺三角形のよう。
昨今はレーサーと同様な船型、セールプランになって来た。

2012年02月29日 18:51
45ft 高速ボートの引渡し

売却依頼を受けて足掛け3年、やっと45ft 高速ボートが
売れ、引渡しできた。

進水時の試運転スピードはなんと43.7kNT。
細身の船体はカーボン製。
ピッチの大きい高速用3枚プロペラ。

オーダーメイドの個性的なボートである。

それゆえ中々一般受けできず、嫁入りの縁が無かった。

新しいOWNERは千葉県の海洋土木会社。
交通・警戒船として高速ボートを探していた。

震災後の東北、関東の護岸工事はずっと続くだろう。
是非活躍してほしい。

その前に、真冬の千葉までの回航。
無事の到着を祈りたい。


気丈に取扱説明をしてくれるが、いざボートが居なくなると
オーナーはとてもさみしい。

2012年02月16日 04:39
カッターリグへのあこがれ

カッターリグは本来オーシャンゴーイングするヨットに
しばしば採用されてきた。

セルフタッキング又は108%のノンオーバーラップジブを
使うクルージングヨットが増えてきた。

しかし微風時には、リーヘルム気味になってしまい、
上り角度が増して行かない。

ジブ交換するのではなく、もう一本ジェノアの
フォイールを前側に備えておけば有効である。
つまりカッターリグとなる。

シリウス、タータン、ムーディ等はメーカーオプションとして
LISTINGされている。

格好良いし !!
一本フォアーステイが切れてもマストは倒れることはない。

またジェノアではなく、コード0、ジェネカーをファーリングする
ヨットも出始めている。

ショートハンドで、デイセーリングでもパワフルに走りたい。
それはオーナーセーラーの願いでしょう。


デゲロ28をカッターリグにしてみました。
ウ~ン、なかなか様になる。

2012年02月10日 16:14
デュッセルドルフB.Show(3/3)

昨今の円高、ユーロ安で今回カッパとデッキシューズを購入した。

デュバリーのデッキシューズは日本では3万円代であるが
この会場では一万円代。
昔のトップサイダーの感じ。

カッパはドイツのメーカー MARINE POOL 製の物を購入。
色も黒にして見た。

オーバーナイトレースの時、ワッチ交代で即自分のカッパが
シャワールーム内で見つけられそうだ。(笑)


メガヨットのHALLが目立って、大型船が少なくなった。
しかし115ftの真っ黒なクラシックヨットは、今回初めて。


戦後、セーリングというスポーツが本格的に日本に入って
きた時、カルチャーという捉え方をなぜしなかったのだろう。

レジャー、スポーツのもう一段上の見方をすれば、
このマリン界を一過性ではなく、有形無形のものを子孫に
継承する行為にも力が入ったはず。

ウインドサーフィン、ディンギー、クルーザー等が
セクショナブル組織で、お山の大将意識がすみずみ
まではびこっている。
おまけにその要職を依然として高齢者が牛耳っている。

野球、サッカーは上手くいっているようなのに。
同じ比較はできないが。。。。

ゴーン氏が日産を立てなおしたように、ヨーロッパの優れた
コーディネーターを日本に招き、正直立て直してほしい。

日本は外国の力でないと、方向転換が難しい国のようだ。


115ftのクラシックヨット、まだ未完成
メッセに沿ったライン川から、特殊なトラベラーで運び込まれる


メガヨットのホールでは、ボートの全体像は
側面の踊り場から眺められる

2012年01月27日 23:20
デュッセルドルフB.Show(2/3)

他社のヨットもほとんど見て回り、世界のヨット業界がどちらの方向に進んでいるのか感じて見た。

 1. イージー接岸、離岸の追求。
   ・ベネトウ社のドック&ゴー
    回転できるドライブとバウスラを組合わせ、
    その場回転、並行寄せが可能。
   ・ハンゼ社のスムースムアリングシステム
    固定のドライブ、バウスラ、スターンスラを組合せ
   ・ババリア社
    多分ハンゼ社と同じ

 2. 非対称デザインの顕著化
   特に大型艇のコクピットは非対称にし、クルーとゲストを
   セパレートさせ、キャビンとの交通性を常に確保する。
   ベネトウ・センス、ババリア・ビジョン等。
   コンパニオンウエイもセンターラインにはこだわらない。

 3. 木目の選択の多様化
   普通木目は長手方向にあるが、バルクヘッドは横方向
   の木目を使い、ワイド感を持たせる。
   Xc、サンオデッセィ他多くみられる。


乗用車でも室内の配置は、ほとんど同じであるが、
各社共個性的にデザインしている。

まだまだヨットは、車以上にデザインのバリエーションを
付けることは可能と思う。


非対称コクピットの代表格、ベネトウセンス50
コンパニオンウェイはオフセンター


バルクヘッドを含めチークの木目は、すべて横方向のXc-42

2012年01月27日 18:08
デュッセルドルフB.Show(1/3)

1/23から3日間、デュッセルドルフボートショウを見学した。

昨年より少しは出展数が落ちているようだが、
リーマンショックのような事ではない。

初日は主取扱艇のハンゼ、ムーディを主にチェックした。
ハンゼは325、355、385(NEW)、415(NEW)、445、495を。
そしてムーディは41AC、45DS、62DSを展示していた。

特に62DSは初めて見る機会なので興奮してしまった。
なんと、ハルカラーがオレンジ。
ロシアのオーナーとの。 
多分オーナーは若いでしょう。

特徴であるコクピットと面一のサロンはとても広く、
大型艇のボートオーナーでも十分満足できる。
ダウンギャレーもオシャレで、アジム54等と共通する。

50ftクラスボートからヨットに転向のオーナーには
打ってつけのヨットでしょう。


41ACのチークキャビン艇を見ると、あらためてこの艇の
ポリシィ、完成度に驚いた。

みごとにトラディショナルとモダンをコラボさせ、
特にキャビンの居心地の良さをつくづく感じた。

上品なヨットである。

惚れ惚れしてしまった。


オレンジ色のムーディ62DS、日本でも早く
60ftクラスのヨットがあちこちで見られるようになってほしい


ムーディ41AC、アメリカのタータンヨットとは異った洗練さを感じる

2012年01月27日 17:06