10年以上も前、マリーナで見た木製手漕ぎボート、
なんと呉のあるレストランの入口で再会した。
知合いの従業員を通じて、買取交渉後、遂にGET。
軽トラで運び、マリーナの貸倉庫に無事納める事が
できた。
じっくりと買主を探そう。
美しいものと関わる事は私の本望 (笑)
11/24(日)AM8:00, 蘇ったデゲロ28MSを広島観音マリーナに入港できた。
感無量であった。
亡くなった方の愛艇を生かす。
沈んだヨットを復活させる。
これはまさに、我々の仕事である。
それによって、買われた方が活かされる。
半年ぶりに浮かんだデゲロ28MS
多くのヨットオーナーは、愛艇のマストに自由に登り、心行くまで作業・メンテをしたいと思っているのでは ?
ウインデックス、マスト灯、風向風速計センサ、テレビ・VHFアンテナ、ジブハリレストレーナー、スプレッダーライト、レージージャック、レーダースキャナ、不連続リギンターンバックル、レーダーリフレクター、リギン交換、マストクリーニング等々。
たとえ電動ウインチがあっても、一人では昇り降りできません。手助けが必要なのです。
私にも30ftの愛艇(合気道30)があり、元来単独行動の好きな私にとって、我慢ならない事でした。
2019.4月、ドイツから「MASTLIFT」を輸入し、半年使ってみて、これは安全でとても使いやすいと確信できたので、製造会社とコンタクトを取り、この度輸入販売ができる運びとなりました。
チェンブロックのような構造で、本体をまずマストトップまでハリヤードで揚げます。6mmリフティンライン(青/黒)にボースンチェアを取付、エンドレスロープ(白/青)を引けば上り、反対側を引けば下ります。(ラチェット構造)
減速比は10:1ですので、体重60kgの人は6kg。そんなに力は不要です。German Lloyd を取得していますので、信頼性は十分。
マスト高さにより、13m物(abt.33ftまで)、25m物(abt.60ftまで)の2種類があり、日本国内価格は税込150,000 ~170,000円位です。(オプション無、為替変動で価格変更有り) 納期は10日 ~ 2週間。
独りでリギン交換もできるのは、夢のようではありませんか ?
業者の方にもお勧めです。独りで作業できれば、お客さんの負担が減り、喜ばれるはずです。
値段は決して安くはありませんが、ヨットも高齢化していますので、おろそかに成りがちなマスト・リギンのメンテナンスは今後、特に重要です。
ご質問、お待ちしています。
ドラムプのカバーはオプションです。
念の為、ケイタイ所持で上がっています。(笑)
韓国釜山在住の米国人に、フランスのビンテージヨットである「アルページ30」を売却し、4カ月後の今日やっと引き渡した。
当初は米国船籍を考えたが、取得までにかなり時間がかかるようで、また確実性が少ない事もあって断念した。
彼は8月に韓国人の女性と結婚したので、奥さんをOWNERとし、取り合えず韓国仮国籍証書を本国で取得し、広島観音マリーナを出港した。(OWNERが韓国人にのみ仮国籍証書が発行される。)
この4ヶ月間、やはり白人とヨットの話をするのは楽しい。ヨット文化が何かということを、つくづく考えさせられる。
運転のみのヨットライフは、文化とは程遠い
一年に一度位、儲け抜きで外国人にヨットを売ってみるのも楽しいかも。
理想は、楽しい事のみを仕事にする。(笑)
釜山に着いたらすぐヨットレースの為、
トンヨンに回航とか。
19.4/12、デゲロ28の修理を依頼している、鹿児島KMSを訪問した。
出雲搬出依頼、半月ぶりの再会である。
・ 気になるエンジンは錆の発生した部品交換でOK。
換装不要。
SPEED対応が必須。
・ キャビ内は3回、清水で洗浄。
・ ソファも専門業者で洗浄、
但しファスナーはすべて交換。
7~9月には元通りの姿になるでしょう。
船を活かす。
人を活かす。
私共の仕事の原点です。
ヨーロッパ女性のお尻に似たトランサム
清水洗浄後のキャビン、御覧の通り
バラされたヤンマー3YM30のエンジン
10年前に島根県出雲市に納艇したデゲロ28が
3/17の早朝、不幸にも沈没してしまった。
原因は左舷のアッパーステイに落雷、切断。
直下のスルハル2本を破壊。
トイレインレット、スピードセンサ。
漁師さん達の協力で数時間後には上架。
ダイバー、共抱き船、クレーン、簡易船台 等々
大変な作業だったと思う。
直感的に思った。
このヨットを蘇らなければ。。。。
3/26鹿児島に向けて出発。
半年後には修理は完了するでしょう。
ディープキール艇をレッカーで吊るのはかなり恐怖
スルハルのフランジが完全に吹っ飛んでいる
Hall 13 でハウスボートを見学した。
沖縄案件で、STUDYの必要があるから。
10社程の出展社の半数は、ポーランドからである。
湖、沼地の多いポーランドには、ハウスボート遊びの文化があるのだろう。
HULLはほとんどカタマランタイプ。
材質はアルミ、FRPの2種類。
聞いてみると、凍結する水域にはアルミが良いと。
長さは9m~12mが一般的。
日本までの輸送は問題ないとしても、国内自航が問題。
瀬戸内海位なら問題ないとしても、沖縄までの自航は困難。
近くまで海上輸送になってしまう。
沖縄案件を成功させて、瀬戸内海に展開してみたいものだ。
ボトムがアルミ筒の40ftハウスボート
ボトムがFRPの40ftハウスボート
プロダクションヨットが、益々工業製品化している。
手作り感、温もり感が全く感じられない。
ヨットは元来、美しく、味わいのあるものではなかったのかな ?
気晴らしに歩くと、Hall14に木造艇をレストアしているブースがあった。
このメンバーは同好会なのか、それとも会社なのか聞いてみた。
なんと会社組織であると。…
廃棄寸前の艇を手に入れ、丹念にレストアし、オークションで売る、というビジネススタイル。
この手漕ぎボート、いくらか聞いてみた。
4,000ユーロとの。日本円で500,000円
数艇まとめてコンテナ輸送すれば、一艇100万円位かな ?
一艇だけ輸入すれば、150万円位 ?
一社では数に限りがあるから、ヨーロッパ中から、かき集められないものだろうか? (笑)
マスト、ブーム、セールを取付したら完成。船齢70年超
レストア中の30f超tクラス艇。船齢100年超
ヨットシーズン前の2/19、第2回長崎軍艦島一周ヨットレースに参加した。
ホストは長崎サンセットマリーナ。
昨年末、ハウステンボスのお客様からメインセールの注文を頂き、そしてレースのお誘いがあった。
正直、今月ではなく来月では ? と疑ってしまった。 (笑)
前夜祭はディンギー艇庫で、参加11艇が和気あいあい。
確か昔は、みんなこんな風であった。
大昔(30年近く前)の、第一回済州島レースの話まで飛び出す。
私も参加したので、懐かしさでいっぱい。
レースは前日のドン吹きとはうって変わって、昼過ぎまで超微風。
我々、ジャノー42.2SOの後ろには、レース艇は次第にいなくなって行った。
オーナー曰く 「レースに時々出かけないと、クルージングすらしなくなってしまうから。。。。」
あくまで成績は、二の次なのだ。
風も出てきた。 軍艦島までもう一息
2016-7 VENDEE GLOBE に夢中だったので、
何か記念のものを探したが、何もない。
やはりここはフランスではなく、ドイツである。
ウエアブース(HOLE No.12)でうろうろ物色していると、
ちょうど刺繍をしてくれる帽子屋さんを見つけた。
2ND FINISH 、Alex Thomson の「hugo BOSS」を
応援していたので、< BOSS >を刺繍してもらった。
お気に入りの、オリジナルのニットキャップが
出来上った。
大満足 !! (笑)
商標権は大丈夫だろうか ? (笑)