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マリン情報

横浜フローティングショウ(2)

いよいよフローティングショウのスタートである。

ウインクレルはH325、H385を出展。
私はH325を担当。
お客さんの数が少ない。

午後からはポツポツの感じ。

近い将来、ヨットを始めたい年配者に何人か接客。

定年したら、山口に帰ってのんびりとヨットでも。。。。

在職中にヨット教室に通って準備したい。


商品説明というより、お互い人生を語り合う感じかな。


AWL塗装+コーティング、魅力タップリのH385

2012年09月29日 06:05
横浜フローティングショウ(1)

9/28(金)から始まる恒例の横浜フローティングショウ、
今年も前日から、ウインクレルブースの応援のため
ベイサイドマリーナに出向いた。

ヤードにはHanse445・Hanse415が入荷しているが、
艤装等で間に合わず、今回はH325・H385の2艇だけの
出展となってしまった。

ただしH415は10/12からの西宮フローティングショウ
には出展予定である。

今後、40ftクラス所有のオーナーの乗換艇としては
打ってつけのヨットである。

スターンスラスター、ステアリング直前までリードされた
ハリヤード・シート類。

バウスラスター、セルフタッキングジブとあいまって、
究極のシングルハンドボートに仕上がっている。

さらにこの展示艇はAWL塗装(最近ヨーロッパで人気の
ダークグレー)、チークデッキ、工場オプションのエアコン、
間接照明等を備え、高級感を増している。


是非ご期待下さい。



ラッピングされたH445、シルエットはクリッパーバウ


日本1号艇のH415、艤装後直ちに西宮へ回航

2012年09月28日 06:11
カタリナ42 の引渡し

カタリナ42を韓国のビジネスパートナーに引渡した。

販売開始から、2か月後の売却である。

在庫、又は販売依頼があってから、3か月までに売却する
のが私の目標である。最悪でも半年以内。
従って今回の結果には満足である。

ヨットは船令20年を超すと、なかなか再販は難しい。
そんな中で、韓国とのチャンネルは重要である。
日本とは異なるマーケットが存在するからである。

出港前夜は「流川」に繰り出し、いきつけの韓国スナックで
カラオケを楽しんだ。
酔っぱらった二人は、ともにヨット船中泊。

我々にとって、竹島問題は全くの無縁なのである。


現在韓国No.1の中古艇販売のパートナー。
彼からのマーケット情報が、非常に参考になる。

2012年09月07日 16:05
初秋の北ドイツ (6)

最終日、8/29は午前中で終わり。

グループディスカッションでは英語力の貧弱さを
毎回露呈。

昼食が終わり、今年のDEALER MEETINGは終わった。
我々3人はレンタカーでベルリンに移動した。

車から見る風景では、年々風力発電機が増えている。
羽は巨大になり、微風でも回っている。
多分その性能は向上しているのだろう。

ベルリンは建設ラッシュでドイツの元気さを象徴している
ようだ。

物価も安いらしく、とても住みやすい感じがした。


美しいドックサイド。
来年また会いましょう。

2012年08月30日 15:57
初秋の北ドイツ (5)

8/28は朝から充実のスケジュールであった。

まずヨーロッパのヨット市場の動向説明が
本社からあった。

2006年には約7000隻、2012年では約4100隻。
2008年のリーマンショックで激減後、なかなか
回復しないのが現状である。

ヨーロッパのヨットメーカーの置かれている環境は厳しい。
しかしその中でも、ハンゼ社はトップクラスの安定感
である。

また、10m未満のヨットは増加傾向にある。

日本の場合はヨーロッパ通りではないが、2014年の
消費税UP前の駆け込み需要が、特に小型艇で現れる
と思われる。


続いて、モデルチェンジされたPARTSの説明。
セール、エンジン、キャンバス、電子機器等。

年間の生産量が多いだけに水面下ではサプライヤーの
壮絶なバトルが繰り広げられているのだろう。

ディーラーゲームは日本でいう、ペーロン競争。
4チームの総当たり。
私は年も年なので遠慮した。

夕食はドックサイドの仮設のホール。
水辺での食事、語らい、そしてアルコール。

ヨーロッパのヨットメーカーで、これ程のロケーションは
貴重である。


ハンゼ575の目玉は、ディンギーガレージ。
ほぼ自動で出し入れできるテンダーボート。
純正のウォータージェットを搭載。


年間表彰、ディナー、ダンスタイム。
楽しい時間は流れていく。

2012年08月30日 00:24
初秋の北ドイツ (4)

8/27,5時間のローカル列車に揺られて、リューベックから
ハンゼ工場のあるグライフスバルトに移動した。

今回はデヘラーも一緒なので、工場には135゜Eの
門田社長夫婦、バンデの大橋さんが到着していた。

今回のディーラーミーティングの目玉は、ハンゼ345と
ハンゼ575のデビューである。

ハンゼ345はまだ完成状態ではないけれど、
ツインラットの魅力的なヨットである。
多分来年春の横浜ボートショウにはお披露目
できると思う。

一方ハンゼ575は数週間前に進水したばかりである。
明日8/28には、オランダのボートショウ出展の為、
出港しなくてはならない。

8/初、ハンゼ社より世界中のハンゼディーラーに
デモ艇(1号艇)の船名を募集した。

なんと私の名付けた 「MONROE WALK」 が
採用されたのである !!
雑誌、カタログ、広告ビデオにも載ることになる。

女性名詞、大きなトランサム、響きの良い字並び等。
密かに自信は持っていたのであるが。。。。(笑)
現実となってしまった。

記念の盾はいつまでも大切にしたい。

私のヨットへの想い入れが神様に通じたのかな。(大げさ)

幸せな気分である。


ニューモデルのハンゼ575。
暗闇から突如現れ、ウエルカムパーティは最高潮。


これからはヨットの命名も仕事にしようかな。 (笑)

2012年08月28日 14:20
ババリア44 の引き渡し

ババリア44の売却は正直苦労した。

もともとチャーター仕様でデザインしていたので、
日本のオーナーへの販売は難しい。
 ・4部屋は不必要である。
 ・バウスラ、エアコン等の装備がない。

西宮のサウサリートヨットクラブは40年にもなる有名な
ヨットクラブである。
会員は現在35名を数える。

以前お世話になったボスの大場様より買い換えのお話を
頂き、トントン拍子に決まってしまった。

部屋数も多い方が良いし、バウスラは別に要らない。
ポータブルのエアコンはすでに持っている。

ご縁というものはこんなものかといつもながら驚いてしまう。

西宮に空き桟橋が無いということで、前もって下取り艇の
カタリナ42を広島観音マリーナに回航した。

ポンツーンを挟んで荷物の大移動。

出港前に昔の愛艇で記念撮影、そして新しい愛艇で乾杯。
なかなかドラマティックなシーンである。

仕事の中でこんな情景が生まれてくると、セッティングした
自分は芸術家ではないかと思ってしまう。 (笑)


カタリナ42でバチリ、総勢10名の回航クルー。


こんどはババリア44で乾杯、仕事冥利に尽きる。

2012年07月14日 13:26
韓国国際ボートショウ

ひさびさのブログアップとなってしまった。
2か月以上になるのでは ?

仕事上のトラブルそして、新しいパソコンのセットアップに
時間がかかリ、ついついサボってしまった。

昨年に引き続き、韓国キョンギ道で開催中の韓国国際
ボートショウを見学に来た。
やはりボートショウは続けて見ないと、その国の業界の
推移が分からないはずだ。
来年も来ることにしよう。

2012年はヨースーのエクスポも開催中なので、かなり期待
していたが、規模的には昨年と同様である。
しかし今回、韓国のボート・ヨットビルダーで目にとまるもの
があった。

7mのレーシィングヨット 「ALT 7000」
メルゲス24と同じコンセプト、リフティングキールである。

ボートは木造26ftのトローラー 「Wings of Hope 26」
如何に市場でアピールできるか楽しみ。

日本の新艇ヨットのほとんどはユーロ圏からの輸入であるが、今後韓国のビルダーが成長してくれば、
輸入も十分可能性があると思う。
輸送コストも極端に少なくなるはずである。

韓国のヨット界は、日本からの中古艇輸入でスタートした
ため、新艇ディーラー・メーカーも、セール・リギンメーカーも、
これまで中々育かなかった。

少しずつあるべき姿になっていくと思う。
これからの変化は大きいのでは ?

期待すると同時に、協力し一緒に歩んで行きたい。


ニュージーランド人の設計、ビルダーは韓国。
ICハイテク企業が2010年から製造開始。
クォリティは非常に高い。すでに10隻が国内で進水。


木造のお手頃サイズのトローラー。
ドライブでもシャフトでも可能との。

2012年06月01日 20:10
アジアン・トロピカル

横浜のボートショウで久しぶりに尾道境ガ浜マリーナの
岡本ハーバーマスターにお会いした。

尾道に行ったので、マリーナに立ち寄った。

昨年の暮に桟橋をやり直し、パイルも2Mほど伸びた。
大型バースの増設、POWER POSTの充実。
海の駅に登録し、ビジター桟橋も3月から利用可能。

マリーナのレストランはアジアントロピカル風で、
丁度ナマバンドの演奏中であった。
メニューにはトロピカルカレーもあるとか。

海への憧れをイメージしたお店づくりは、先日の横浜の
スタンド「チャートハウス」を思い出す。

最近のマリーナはほとんど「駐艇場」化され、
ロマンを感じられない。

個性化、差別化路線を進む尾道の境ガ浜マリーナ。
高台のホテルベラビスタ境ガ浜とともに頑張って頂きたい。
   http://www.bella-vista.jp/



マリーナの人気度は桟橋の新しさに比例すると思う。
痛んで傾いた桟橋では、マリーナも傾くのでは?  (失礼)

2012年03月24日 18:45
久しぶりの韓国売船

中古ヨットの品不足及びウォン安等で、最近韓国売船は
ご無沙汰をしていた。

しかし、格安のヨットは売れるようだ。
韓国でレストアしてから、再販するらしい。

3/19、スプレンダーNZ1/4を韓国業者に引き渡した。
もう船齢は40年になるだろう。
私が20代の時、仲間と共同所有したことがある。
デザインはニュージーランドのジョン・リガード、
造船所は名古屋のカストムマリーンだったはず。


彼らとの話のやり取りで、世界で日本人に一番近い情緒を
持っているのは、やはり韓国人だと改めて感じた。

共通言語は英語。お互いに他国語であり、文法も
いい加減でありながら、妙に通じ合う。

彼らは川端康成の「雪国」を読んだと言い、私は
金薫(キムフン)の「イー・スンシン」が好きだと。。。。

お互いが納得し合い、意気投合する。
やはり日本人は朝鮮半島からやって来た民族であろう。

とは言っても、MONO-CULTUREでない人との出会いは
何時でも新鮮である。

無事釜山に到着してほしい。


大阪から仕入れたジャノー・エスペイスとともに釜山へ。

2012年03月19日 18:05