いよいよフローティングショウのスタートである。
ウインクレルはH325、H385を出展。
私はH325を担当。
お客さんの数が少ない。
午後からはポツポツの感じ。
近い将来、ヨットを始めたい年配者に何人か接客。
定年したら、山口に帰ってのんびりとヨットでも。。。。
在職中にヨット教室に通って準備したい。
商品説明というより、お互い人生を語り合う感じかな。
AWL塗装+コーティング、魅力タップリのH385
9/28(金)から始まる恒例の横浜フローティングショウ、
今年も前日から、ウインクレルブースの応援のため
ベイサイドマリーナに出向いた。
ヤードにはHanse445・Hanse415が入荷しているが、
艤装等で間に合わず、今回はH325・H385の2艇だけの
出展となってしまった。
ただしH415は10/12からの西宮フローティングショウ
には出展予定である。
今後、40ftクラス所有のオーナーの乗換艇としては
打ってつけのヨットである。
スターンスラスター、ステアリング直前までリードされた
ハリヤード・シート類。
バウスラスター、セルフタッキングジブとあいまって、
究極のシングルハンドボートに仕上がっている。
さらにこの展示艇はAWL塗装(最近ヨーロッパで人気の
ダークグレー)、チークデッキ、工場オプションのエアコン、
間接照明等を備え、高級感を増している。
是非ご期待下さい。
ラッピングされたH445、シルエットはクリッパーバウ
日本1号艇のH415、艤装後直ちに西宮へ回航
カタリナ42を韓国のビジネスパートナーに引渡した。
販売開始から、2か月後の売却である。
在庫、又は販売依頼があってから、3か月までに売却する
のが私の目標である。最悪でも半年以内。
従って今回の結果には満足である。
ヨットは船令20年を超すと、なかなか再販は難しい。
そんな中で、韓国とのチャンネルは重要である。
日本とは異なるマーケットが存在するからである。
出港前夜は「流川」に繰り出し、いきつけの韓国スナックで
カラオケを楽しんだ。
酔っぱらった二人は、ともにヨット船中泊。
我々にとって、竹島問題は全くの無縁なのである。
現在韓国No.1の中古艇販売のパートナー。
彼からのマーケット情報が、非常に参考になる。
最終日、8/29は午前中で終わり。
グループディスカッションでは英語力の貧弱さを
毎回露呈。
昼食が終わり、今年のDEALER MEETINGは終わった。
我々3人はレンタカーでベルリンに移動した。
車から見る風景では、年々風力発電機が増えている。
羽は巨大になり、微風でも回っている。
多分その性能は向上しているのだろう。
ベルリンは建設ラッシュでドイツの元気さを象徴している
ようだ。
物価も安いらしく、とても住みやすい感じがした。
美しいドックサイド。
来年また会いましょう。
8/28は朝から充実のスケジュールであった。
まずヨーロッパのヨット市場の動向説明が
本社からあった。
2006年には約7000隻、2012年では約4100隻。
2008年のリーマンショックで激減後、なかなか
回復しないのが現状である。
ヨーロッパのヨットメーカーの置かれている環境は厳しい。
しかしその中でも、ハンゼ社はトップクラスの安定感
である。
また、10m未満のヨットは増加傾向にある。
日本の場合はヨーロッパ通りではないが、2014年の
消費税UP前の駆け込み需要が、特に小型艇で現れる
と思われる。
続いて、モデルチェンジされたPARTSの説明。
セール、エンジン、キャンバス、電子機器等。
年間の生産量が多いだけに水面下ではサプライヤーの
壮絶なバトルが繰り広げられているのだろう。
ディーラーゲームは日本でいう、ペーロン競争。
4チームの総当たり。
私は年も年なので遠慮した。
夕食はドックサイドの仮設のホール。
水辺での食事、語らい、そしてアルコール。
ヨーロッパのヨットメーカーで、これ程のロケーションは
貴重である。
ハンゼ575の目玉は、ディンギーガレージ。
ほぼ自動で出し入れできるテンダーボート。
純正のウォータージェットを搭載。
年間表彰、ディナー、ダンスタイム。
楽しい時間は流れていく。
8/27,5時間のローカル列車に揺られて、リューベックから
ハンゼ工場のあるグライフスバルトに移動した。
今回はデヘラーも一緒なので、工場には135゜Eの
門田社長夫婦、バンデの大橋さんが到着していた。
今回のディーラーミーティングの目玉は、ハンゼ345と
ハンゼ575のデビューである。
ハンゼ345はまだ完成状態ではないけれど、
ツインラットの魅力的なヨットである。
多分来年春の横浜ボートショウにはお披露目
できると思う。
一方ハンゼ575は数週間前に進水したばかりである。
明日8/28には、オランダのボートショウ出展の為、
出港しなくてはならない。
8/初、ハンゼ社より世界中のハンゼディーラーに
デモ艇(1号艇)の船名を募集した。
なんと私の名付けた 「MONROE WALK」 が
採用されたのである !!
雑誌、カタログ、広告ビデオにも載ることになる。
女性名詞、大きなトランサム、響きの良い字並び等。
密かに自信は持っていたのであるが。。。。(笑)
現実となってしまった。
記念の盾はいつまでも大切にしたい。
私のヨットへの想い入れが神様に通じたのかな。(大げさ)
幸せな気分である。
ニューモデルのハンゼ575。
暗闇から突如現れ、ウエルカムパーティは最高潮。
これからはヨットの命名も仕事にしようかな。 (笑)
ババリア44の売却は正直苦労した。
もともとチャーター仕様でデザインしていたので、
日本のオーナーへの販売は難しい。
・4部屋は不必要である。
・バウスラ、エアコン等の装備がない。
西宮のサウサリートヨットクラブは40年にもなる有名な
ヨットクラブである。
会員は現在35名を数える。
以前お世話になったボスの大場様より買い換えのお話を
頂き、トントン拍子に決まってしまった。
部屋数も多い方が良いし、バウスラは別に要らない。
ポータブルのエアコンはすでに持っている。
ご縁というものはこんなものかといつもながら驚いてしまう。
西宮に空き桟橋が無いということで、前もって下取り艇の
カタリナ42を広島観音マリーナに回航した。
ポンツーンを挟んで荷物の大移動。
出港前に昔の愛艇で記念撮影、そして新しい愛艇で乾杯。
なかなかドラマティックなシーンである。
仕事の中でこんな情景が生まれてくると、セッティングした
自分は芸術家ではないかと思ってしまう。 (笑)
カタリナ42でバチリ、総勢10名の回航クルー。
こんどはババリア44で乾杯、仕事冥利に尽きる。
ひさびさのブログアップとなってしまった。
2か月以上になるのでは ?
仕事上のトラブルそして、新しいパソコンのセットアップに
時間がかかリ、ついついサボってしまった。
昨年に引き続き、韓国キョンギ道で開催中の韓国国際
ボートショウを見学に来た。
やはりボートショウは続けて見ないと、その国の業界の
推移が分からないはずだ。
来年も来ることにしよう。
2012年はヨースーのエクスポも開催中なので、かなり期待
していたが、規模的には昨年と同様である。
しかし今回、韓国のボート・ヨットビルダーで目にとまるもの
があった。
7mのレーシィングヨット 「ALT 7000」
メルゲス24と同じコンセプト、リフティングキールである。
ボートは木造26ftのトローラー 「Wings of Hope 26」
如何に市場でアピールできるか楽しみ。
日本の新艇ヨットのほとんどはユーロ圏からの輸入であるが、今後韓国のビルダーが成長してくれば、
輸入も十分可能性があると思う。
輸送コストも極端に少なくなるはずである。
韓国のヨット界は、日本からの中古艇輸入でスタートした
ため、新艇ディーラー・メーカーも、セール・リギンメーカーも、
これまで中々育かなかった。
少しずつあるべき姿になっていくと思う。
これからの変化は大きいのでは ?
期待すると同時に、協力し一緒に歩んで行きたい。
ニュージーランド人の設計、ビルダーは韓国。
ICハイテク企業が2010年から製造開始。
クォリティは非常に高い。すでに10隻が国内で進水。
木造のお手頃サイズのトローラー。
ドライブでもシャフトでも可能との。
横浜のボートショウで久しぶりに尾道境ガ浜マリーナの
岡本ハーバーマスターにお会いした。
尾道に行ったので、マリーナに立ち寄った。
昨年の暮に桟橋をやり直し、パイルも2Mほど伸びた。
大型バースの増設、POWER POSTの充実。
海の駅に登録し、ビジター桟橋も3月から利用可能。
マリーナのレストランはアジアントロピカル風で、
丁度ナマバンドの演奏中であった。
メニューにはトロピカルカレーもあるとか。
海への憧れをイメージしたお店づくりは、先日の横浜の
スタンド「チャートハウス」を思い出す。
最近のマリーナはほとんど「駐艇場」化され、
ロマンを感じられない。
個性化、差別化路線を進む尾道の境ガ浜マリーナ。
高台のホテルベラビスタ境ガ浜とともに頑張って頂きたい。
http://www.bella-vista.jp/
マリーナの人気度は桟橋の新しさに比例すると思う。
痛んで傾いた桟橋では、マリーナも傾くのでは? (失礼)
中古ヨットの品不足及びウォン安等で、最近韓国売船は
ご無沙汰をしていた。
しかし、格安のヨットは売れるようだ。
韓国でレストアしてから、再販するらしい。
3/19、スプレンダーNZ1/4を韓国業者に引き渡した。
もう船齢は40年になるだろう。
私が20代の時、仲間と共同所有したことがある。
デザインはニュージーランドのジョン・リガード、
造船所は名古屋のカストムマリーンだったはず。
彼らとの話のやり取りで、世界で日本人に一番近い情緒を
持っているのは、やはり韓国人だと改めて感じた。
共通言語は英語。お互いに他国語であり、文法も
いい加減でありながら、妙に通じ合う。
彼らは川端康成の「雪国」を読んだと言い、私は
金薫(キムフン)の「イー・スンシン」が好きだと。。。。
お互いが納得し合い、意気投合する。
やはり日本人は朝鮮半島からやって来た民族であろう。
とは言っても、MONO-CULTUREでない人との出会いは
何時でも新鮮である。
無事釜山に到着してほしい。
大阪から仕入れたジャノー・エスペイスとともに釜山へ。