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マリン情報

ヤマハマイレディの引渡し

若い男性がヨットに乗らない。
そんな話をよく聞く。
しかし皆無ではない。

ここ最近、40才代のお客、お二人に販売した。
アルバトロッサ26は開業医。
そして今回のヤマハ25マイレディはIT会社社長に。

海はリフレッシュするには最高の場所。
ヨットに乗って仕事のストレスを解消して頂きたい。

海のすばらしさが実感できれば、新たな目標に向かって
セーリングスキルを少しずつ学んで行く事でしょう。

がんばってほしい。

これからも見守って行きたい。


オーナーズベンチ、木製ウインチボックス、木製グラブレール。
自信をもっておススメした、ウッディなヤマハ25マイレディ。
若いオーナーのうれしそうな初セーリング。

2011年11月13日 19:11
旅客船フェリーの検船

数年前から商船の仲介もやり始めた。
理由は商品性のある中古ヨット、ボートの数が減って
きたからである。

昔、IHIの造船設計に在職していたから、どんな種類の
商船でも、構造は大体理解できる。

仲介者からの情報を、下流に流しても中々実らない。
直接船主から、売り情報を頂くことが必要なのだ。
プレジャーヨット、ボートでも同じこと。

今回、友達の紹介でやっと実現できた。
船の内容を知る上で、ドライドック中の検船を行った。

船主の工務課長さんも丁寧に案内してくれた。
船齢20年超だが、まだまだ現役で運航できそう。

ドックヤードの現場の雰囲気、グラインダーの音、
鉄板の匂いがなぜか懐かしい。


買主を早く見つけないといけない。
数人の仲介者には情報を伝えているのだが。

多分東南アジアになろうか・・・・


船首部が開く構造。下から見たら、コブダイみたい。

2011年11月08日 22:51
関西フローティングショウ

雨上がりの10/16、新西宮ヨットハーバーで開催中
の関西フローティングヨットショウに行ってきました。

今回は一見学者として眺めて来ました。

出展数は多分10隻足らず、その中で興味を持って見た
のは、HR-31、タータン34、そしてXc-45です。

私の感触ではリーマンショック以後、プロダクションヨットの
2~3倍もする高級ヨットが、ショック以前よりも多く
売れていると思います。

景気に左右されない超富裕層OWNERに取って、
この円高は絶好の買い時になっているわけです。

高級外国車がよく売れている現象と同じですね。

うらやましい限りです。 (笑)


フルオプションで、3000万円は軽く越すアメリカ製タータン34。
カーボンマスト/ブーム、エポキシハル、AWLGRIP塗装。
トラディショナルとハイテク素材とのコラボレーション。

2011年10月16日 19:02
横浜フローティングショウ

9/30-10/2まで横浜ベイサイドマリーナで、フローティング
ヨットショウが開催されています。

私は例年通り、ウインクレル(株)の営業応援をしています。
今年はMAXUS24、デゲロ28、そしてハンゼ355の3艇。

ETAPの代替えとして、今年から輸入開始した、ポーランド
製のMAXUS24は入門艇として期待できそうです。

バブル以後ヤマハがヨットから実質撤退。
輸入艇の主流は35ft以上の大型艇。

日本にある30ft以下の中古艇のほとんどは20年を超し、
再販が難しくなっています。
いびつになっている日本ヨット界の象徴的現象です。


10/1(土)の来場者はかなりでした。
遠方からのお客さんが昨年より増えています。
熊本、福岡、広島、岡山等々。

とにかく新艇を増やさないと、マリーナに元気が
帰って来ないはずです。

円高のメリットはお客さんも十分感じているようですが、
問題は日本の景気のようです。

それとOWNERが中古艇に乗ることに余りにも
慣らされている気がします。

ただ、関東のお客さんは夫婦ずれが多く、いずれ
ヨットが生活必需品化する時代がくるでしょう。

余暇時間の増加、割安な交通手段の増加。
関東にこだわらない係留地選択。

少しずつ変わってくるでしょう。日本社会が。
100-150年掛かるかも知れませんが・・・・(笑)


今年は出展数が増え、一部が出船係留となった。
なんなとく外国のフローティングショウみたい。


MAXUS24。ヤマハ25MyLadyと比較され、価格の質問多数。
説明にがんばるディンギー出身の女性担当者。

2011年10月01日 19:58
折畳み式OWNER'S CHAIR

ところ変われば品変わる、という諺がある通り、
折畳み式オーナーズチェアにも色んなアイディアが
有るものです。

9/30-10/2まで3日間、横浜ベイサイドマリーナで恒例の
フローティングヨットショウが開催されます。

ポーランド艇 'MAXUS24'でユニークなオーナーズチェアを
発見しました。

普通24ft位ではなかなか取り付けるスペースはありません。

このアイデイア感服です !!



ワイヤーはトランサムのライフラインです。

2011年09月30日 01:56
こだわりのデイセーラー

岡山の真上を通過した台風12号。
その翌日の9/4、被害の無かった事を祈りながら、
商談の為牛窓マリーナに出掛けました。

強風、南風の吹き返しは無く、高潮で陸置場が
少し海水に浸かったくらいで無事でした。

ずっと前から気になっていたヨットが、デッキ/ハルカバーを
外され全体を露出し、アイボリーに塗られたハルが
まぶしく輝いていました。

台風到来の前に、関西在住のオーナー自らオーニングを
はずしに来られたようです。

強風で破ったり、船体とこすったりしたら、良いことには
なりませんから、台風対策の最重要項目です。

ネルソン/マレック(アメリカ)がデザインした木造艇です。
木目塗装のアルミマスト、喫水2.5mもあるバルブキール。

念の為にスペアショートキールを所有し、船台はフランジで
縦2分割。ニスの塗り替えはわざわざ関東の名工に依頼。

日本の昨今はコストパーフォーマンスとか、船齢何年とかの
通り一辺倒のヨット価値判断が横行しています。

ふんだんに愛艇のメンテナンスにお金をかけるオーナーが
まだ居られることに正直安堵し、また救われました。


世界で最も美しい乗り物は間違いなくヨットでしょうね。

2011年09月04日 17:52
今なお元気なマリーナ

8/18,19,20にかけて、新門司マリーナ、長崎サンセット
マリーナ、そして鹿児島の谷山にあるKMSマリーナを、
頂戴したヨット案件を遂行すべく訪問してきました。

いずれも20年以上のお付き合いです。

新門司マリーナは日産系、長崎サンセットマリーナは
トヨタ系の資本参加が現在も行われているようです。

一方KMSマリーナは昔から自営形態で、ヨット主体です。

KMSの剥岩社長はいたって元気でした。
50隻近い保管艇も減っておらず、マリーナは賑やかです。

彼は相変わらず営業、ヨットレース運営、木工、エンジン、
電気等、精力的にその才覚を発揮しています。

おまけにヘリコプターを所有・操縦し、南西諸島・北九州
まで出張するスーパーマンです。
しかし多才がゆえに、今まで何度も経営上の苦労もして
います。

縮小する日本のマリンビジネス界。

小所帯で、トップがあらゆる能力を発揮する。

生き残る代表選手を彼に見た感じがしました。



再塗装された個性的なマリーナオフィス。
改めて剥岩社長のセンスの良さを感じました。

2011年08月21日 03:58
ステキなウォーターフロント

8/18の早朝、久しぶりに新門司マリーナに伺いました。

前回は2006年のGW、ボートで韓国クルージングした時、
給油で立ち寄った時かな ?

開店前のレストランベランダから海を見ると眺めは格別。
やはりヨットは絵になる。

テーブル、椅子、床も手入れが行き届いている。
多分マリーナウエディングもメニュでしょう。

少し年配のウエイトレスの方が、そっとアイスコーヒーを
差し出してくれました。

入口で広島ナンバーの車に気付いたんでしょう。

やさしい気づかいがうれしかった。


10年前の台風で大破したこのマリーナ、レストラン。
いずれ震災を受けたマリーナもこのように元に戻るでしょう。

2011年08月18日 23:21
Dealer Meeting 2011 (3/3)

最終日の7/22はSMS(Smart Mooring System)の体験、
ニューモデル385の見学、そして年間表彰パーティです。

SMSの体験時、大雨となりカッパを持参していない私は
近くから見学となりました。

このシステムはバウスラ、スターンスラ、そしてエンジン
プロペラを組み合わ制御して、係留を容易にします。

ポンツーンに対しての並行寄せ着岸及び離岸、
そして狭いエリアでの回転。

かなりうまく行っていたようでした。


続いてニューモデルHanse385の見学。

Hanse355のハの字型サロンを大きくした感じで、
座りやすい感じを持ちました。私は好きです。
また、クォーターバースを起こすと、背もたれになります。


パーティの最後は、ハンブルグから呼んだロックバンドです。

リハーサルの合間に聞いてみました。
ベルリンとくらべてどちらが仕事が多いの ?

「ハンブルグの方がMuch Betterですよ」
ベルリンの方が2倍の人口がいるのに。

ビートルズが下積み時代にハンブルグで活動して
いたとか、やはり港町にはロックが似合うのかな?
それともベルリンはクラシック音楽かな ?

とても美しい町だから是非いらっしゃいと言ってくれた。

ロックはとても乗っていた。
踊り出す人も出てきた。
特にキーボートのフュージョン系のアドリブが良かった。


ヨーロッパのセーリング文化はいつの間にか日本から
手の届かないところに行っていまいました。

とても残念です。

私にとってハンゼディーラーミーティングに参加することに
より、世界のヨットメイキングの最先端を知ることが
せめてものなぐさめてしょうか ?

いやいや、新艇を販売して行く事に専念すべきでしょう。
このままでは日本のセーリング界に将来はありません。


業界の人間として常に新しい情報を持ち、オーナーに的確
な提案のできるプロフェッショナルであり続けたいと
思いながら日本に帰る仕度をしています。


ニューモデルのHanse385、ディーラー関心の的です。


昼食は造船所ドックサイドのレストラン。


ハンブルグからやって来たロックバンド。
かなりのプロと感じました。

2011年07月22日 20:47
Dealer Meeting 2011 (2/3)

7/21、二日目はハンゼヨットのディーラーミーティング。

約50社のディラー、参加者は約100名。

ハンゼ工場でシュミット社長のオープニングスピーチの後、
2台のバスに分乗し、シュトラールズントのミーティング会場
に向かった。

フランス、イタリア、イギリスのみならず、最近はレバノン、
エストニア、ロシアからも代理店が増え、明らかに
世界シェアの向上をハンゼ社は狙っています。

ニューモデルのハンゼ385、開発中のハンゼ78、そして
係留を容易にするSMS(Smart Mooring System)等の
説明があり、今後のヨーロッパのヨットマーケットの方向性
がなんとなく感じ取れた。

昼食は近くのレストラン。

移動式の観覧車、ホットドックの屋台、水上遊戯等々。

天気は雨と強風、外気温度16℃。

それでも夏のリゾート地、シュトラールズントは
賑わっていた。


ミーティングの後、グライフスバルトに戻り、午後8時過ぎから
バーベキューパーティが始まった。

 ・ノルウェーから時速200km/hで、ぶっ飛ばしてきた
  ディーラーの話。

 ・日本の津波の質問。

 ・エストニアのマリーナ事情。

  ・ギリシャ国内の問題点。

 ・オペラ 「オテロ」 と キプロス島。

楽しいお話が夜半まで続きました。


オープニンク゜スピーチのハンゼグループ、シュミット社長。


人口約6万の美しい港町シュトラールズント。
2002年世界文化遺産登録。

リューゲン島の対岸がシュトラールズント。
海岸沿い南東方向30キロに、本社工場のあるグライフスバルト。
沖はバルト海、ドイツではOstsee(東海)。

2011年07月22日 15:52