台風対策と、下取り艇カタリナ34の広島回航準備の為、
9/20(土)車でハウステンボスに出向いた。
福岡小戸YHのマリンテックに立寄り、回航途中に取り付けてもらう中古のジブファーラーの寸法計測を行った。
有田のお客様より電話が有り、今日はハウステンボスの
花火大会だと。
ついでに、楽しんで帰る事にしょう。
マリーナの駐車場はすでに閉鎖。
テンボス内スタッフは、異様な緊張感の雰囲気。
先日引渡したババリア40も、無事到着している。
多くのオーナーが花火見学の為、愛艇に来ている。
台風対策、フォアーステイ計測も無事に終わった頃、
ETAP34sの池田様が、ヨットでの宴会に誘ってくれた。
花火は7時過ぎから、2時間も打ち続けられた。
とにかく豪華で、洗練され、エンターテイメントな
花火イベントであった。
4月、12月31日にも打ち上げるとの。
テンボスの、ビックイベントなんだろうね。
マリーナのオーナーも、きっと楽しみなんだろう。
マリーナのヨットからの眺めは最高 !!
8/末に全長50mの、プレジャーボート/ヨット桟橋が、
宮島水族館側に新設された。
待ち遠しかった。
今までは本船用桟橋に1,2隻しか止められず、現実的には係留は殆ど無理であった。
水深も5m以上あり、安心である。
陸電(15A,30A,50A)、水道完備。
係留料は3,180円。
予約は水族館近くの国民宿舎 (0829)44-0430
ゲートはマリーナ式で「出」はFREE、「入」は暗証番号。
係留料を払うと、暗証番号を教えてくれる。
もちろん毎日変わる。
広島観音マリーナから一時間弱。
接待好きなオーナーは、とても喜んでいた。
宮島にヨットで行く為に、新艇を買ってくれるお客さんが
出て来ればよいが。。。。 (笑)
さっそく松山から5艇のヨットが来ていた。
一泊係留するとの。
ババリア40の引渡しの為、愛知の出光マリンに出向いた。
取扱説明の為、海上に出た。
エンジンの冷却水の出が少ない。
多分フジツボがドライブINLETに着いているのだろう。
マリーナが定休日の為、OWNERが自ら潜り、取り除いた。
水が汚れているので、その成果は確認できない。
しかし、出はかなり良くなったが、回転を上げていくと、
水量が伴わない。
ヨットに一晩泊り、翌日上架してもらった。
ドライブの付け根のバルブを外し、内視鏡を入れると、
短管にツジツボがかなり付着しているのを発見した。
問題は解決できた。
ホッとして見送った。
佐世保までの回航クルージング、楽しんで !!
8/27、2日目の午前中、サブサプライヤーの
説明会を聞いた。
セールメーカー、計器メーカー、床マットメーカー等。
引き続き開発中のニューバージョン、H675の概略説明を
受けた。
すでにトルコのディーラーから、注文を受けているらしい。
昼食後、Meetingは終わり解散となった。
午後からは、135EASTの門田さん達のお誘いで、リューゲン島をドライブする事となった。
島好きの私にとって、一度行ってみたいと思っていた。
結果はほとんど何もなかった。
自然のまんまの姿。
それが本来貴重なのかも。
島入口の文化遺産の町、シュトラールズンドに戻った。
ここは2度目になる。
前回は雨模様だったので、建物の印象はなかったが、
あらためて見ると、美しい中世の倉庫群がまばゆい。
クルーズ船が立ち寄り、大型・小型帆船が係留され、
そして港内にはマリーナもある。
夏のドイツの代表的な、ウォーターフロントの姿を
見た感じた。
ハンザ同盟の町は、レンガ作りの建物が多い
船齢100年に近い帆船、ヨットもあった
8/26、今年のハンゼディーラーミーティングが本社工場のある、ドイツグライフスバルトで始まった。
前日の8/25、ヴェローナから寝台列車で乗り継いで、15時間の列車の旅は、今までで多分最長であった。
01:01発ではあるが、1.5時間前には駅に到着した。
これが功を奏したのだ。
午前になる前に、プラットフォームへの通路に
シャッターを下ろすと、駅員に言われあわてて上に
昇った。
改札口の無いヨーロッパでの、治安・安全対策なの
だろう。
もし30分前に駅に到着していたら、はたしてどうなって
いたのだろうか ?。
何もトラブルなく、ここに着いた事、ほんとうにホッとした。
何かアクシュデント(遅れ、事故、キャンセル等)があると、
その対応に苦慮するからである。
新艇のお披露目は、ハンゼ455、デヘラー46の2艇。
ハンゼ455は445の発展型。
デヘラー46は38の発展型。
世界から集まった100人超の、ハンゼヨットディラーが、複数のグループに分かれ、朝から夕方まで工場のスタッフから説明を受けた。
投資会社系の社長がしきりに、「Money、Money、Money」を連発していてのは、印象的であった。
午後7時からの夕食会、そして表彰式。
今年は残念ながら、ウインクレルは授与できなかった。
お披露目の後は、オランダのボートショウに向けて回航
夕食会の目玉はロブスター
台風11号の過ぎ去った8/11、鹿児島にあるデュフォー365GLの、韓国向け引渡しの為、九州に向かった。
博多で韓国人の回航スキッパーをPICKUPし、福岡韓国総領事館で仮国証明書を取得した。
今回の所要時間は約1時間。
前日ソウルから鹿児島に飛んだオーナー夫妻を、駅前のワシントンホテルでPICKUPし、KMSマリーナに着いたのは午後3時半。
マリーナは出港準備でてんてこ舞い。
台風到来で、後回しになっていたのだ。
午後9時ごろ、完了の連絡を受けた。
我々4人は買い出し、そして夕食。
若いオーナー夫妻の購買意欲はものすごい。
まるでハワイ、ロス までクルージングするかの様。
翌日の午前には、輸出検査、出港届、燃料積込、不足食糧の買出し、そして遅い昼食。
オーナー夫妻とは、2日間ではあるが、楽しい時間を過ごさせて頂いた。
午後3時に出港。
回航はあえて、ほぼ新品のレーシングセールを装着。
オーナー曰く、「3年くらいは持つだろう」 と。
と言う事は3年後には乗り換え ? (笑)
鹿児島~韓国、300M回航は、殆ど帆走可能域。
オーナー夫妻は、セーリングをマスターするでしょう。
今回初めて、韓国在住の外国人(ベルギー人)にヨットを販売した。
福岡の韓国総領事館より、問題なく仮国籍証明書が発行されると思っていたが、3時間粘ってもダメであった。
彼らの言い分は韓国人、または韓国登記の会社にのみ発行するとの。
仕方なく韓国人の回航スキッパーに、一時的にオーナーになってもらった。
一時はどうなるかとハラハラしたが、一件落着でホッとした。
お客さんには、事後処理の報告をしたが、快く了解してくれた。
そろそろ韓国の法律に、精通する努力をしなくては。。。
鹿児島出港時のナヤド340
今年も韓国国際ボートショウにやってきた。
会場はソウル近郊の、高陽(コヤン)市にある、KINTEX(韓国国際展示場)である。
客船事故の影響なのか、展示品はレジャー系よりも救命系が多かったようにも思える。
政府の指示があった。との
来場者も昨年より少なく感じられた。
ドイツ、イギリススペイン、、アメリカ、カナダ、南アフリカ等、世界からの出展がある。
興味をひいたのは、ドイツ製のソーラークラフト。
カリフォルニア製の15ftスモールヨット。
日本からの出展は、3社。隣国としては確かに少ない。
1ホールの中の展示品は雑多で、何でもアリの感は否めない。
円安の影響なのか、安いものはほとんどない。
5/3~5/6、釜山でゆっくりできた。
昨今の円安。
ヨーロッパに行くと堪えるが、韓国ならまだ許せる感じ。
地下鉄、タクシーはまだ日本より安く、
食事も日本と同じくらい。
気晴らし、リフレッシュは海外が最高。
円安も当分続くでしょう。
私にとって韓国が、その願いを叶えてくれるのかも。
不幸な客船事故が起こってしまった。
韓国のテレビは当然持ち切りだ。
でも大丈夫。必ず乗り切る。
釜山の雰囲気から、肌で感じるものがあった。
日本のテレビがしつこく、長々と報道しているが、
韓国社会の片寄った報道につながりかねない。
他国の事故なのに、もういい加減良いではないか。
原発事故収束ができていないのに・・・・・
もっと足元を固めるべきであろう。
広安里のビーチは若者でにぎわっていた。
5/5、am7時過ぎ、ロシアのレース艇がウラジオストックに向けて出港していった。
松石氏が乗艇予定だったヨットである。
ヨットはクックソン12mで、旧「ガスト」である。
冬の間、港が凍結するので、10月~5月までは釜山に、夏はウラジオに帰るのが彼らのセーリングスタイルである。釜山のマリーナには専用船台まで、用意している。
まるで渡り鳥のよう。
北朝鮮の海岸からは少なくとも50マイルは離すとか。
君主危うきに近寄らず。
500マイルの回航が安全でありますように !!
クルー達は、体育会系さを全く持ち合わせていない。