昨年に引続き、釜山国際ボートショウに出掛けた。
釜山フェリーポートが、地下鉄一駅分、移動していた。
8/31にOPENしたらしい。
知らなかった。
韓国の素早さに、脱帽。
昨年(初回)にくらべ、出展数が少ない。特に海外からの。
出展の際の得点(ホテル、通訳、ブースFee 等)が
あっても、O/Pが出なければ長続きはしないかも。
韓国ガンバレ !!
ついでに日本も。 (笑)
今年の5月、韓国初の単独無寄港世界一周を成し遂げた
Kim Seoung Jin さんのコーナーが賑やかだ。
彼と話した、
「クロアチアでオセアニス423を買い、韓国まで
シェークダウンを兼ねて回航した。その後準備を整えて、
出港した。209日かかったよ。遅いのかな ?? 」
いかにも韓国人らしいスピーディな、挑戦だ。
微風の中、韓国を出港
8/21午後4時、韓国釜山に向けて、TAKAI37CCが
広島観音マリーナから出港した。
オーナーはソウルのドクター、クルー4名で総勢5名。
金曜日の夕方に出港すれば、日曜日の午前中には
釜山に入港できる。
クルートレーニングには、最適の行程である。
瀬戸内海の島々、玄界灘。
ナビゲーション、セーリングの教材としてはGOOD AREA。
関釜フェリーで下関に8時到着、小倉へJRで移動後、
のぞみに乗れば午前9時半過ぎには広島到着できる。
韓国総領事館で仮国籍証書取得、税関にて出港届、
入管にてパスポートスタンプ、そして食糧・燃料積込。
夕方には十分出港できる。
ヨットを通じてお隣の韓国と、これからも仲良くやって
いきたいものだ。
彼らはガラスキの広島観音マリーナを
どう感じたのだろう ?
玄海灘を通過して、平戸に向かう場合、我々はよく呼子
と、その沖にある小川島・加唐島の間を航行する。
呼子の北側に加部島があり、のどかな牧場が
眺められる。
青々と茂った牧草。
放牧された10数頭の牛。
岬にある展望台。
こんな風景は中々見られない。
しかし、そのすぐ西の半島に玄海原発が存在する。
福島の事故以来、原発は自然を破壊することが、現実
として暴露された。
自然環境の良い所ばかりにある原発。
その景色に違和感が増すばかり。
一度あの展望台から、海を眺めてみたいものだ
7/12の午後10:30、ウィーン中央駅から夜行寝台列車に乗込んだ。
駅構内には、Freeの Wi-Fi が完備していたので、パソコンを使う事ができた。
新しい駅のあるべき姿かも知れない。
寝台列車の切符は、日本でドイツDBサイトで購入、郵送
してもらっていたので何も不安はなかった。
ただ列車の到着が遅れると、ホームナンバーが変更になる可能があるので、それには注意していた。
幸い定刻通りに、ベルリン行の列車は入ってきた。
4人部屋は、私のみの乗客であった。
翌朝目が覚めたのは、ドレスデンあたりであった。
午前9時、ベルリン中央駅に到着。
駅構内のいつものお店で朝食。
ここまで来れば一安心。
おもわずビールを頼んでしまった。
別の列車に乗り換え、ハンゼヨットのある
グライフスバルト駅に着いたのは、午後1時半。
ホテルに荷物を置き、工場に歩いて行った。
ウインクレルの的野氏達は列車遅れで、1時間後到着。
すでに到着していた135°EASTの門田さん、バンデ大橋
さんらとビール、ワインを飲み始める。
一人旅の緊張から解放されたのか、酔いがいやに回る。
毎回そうである。
ウエルカムパーティーの後どうやってホテルに
帰ったのか、まったく覚えていない。
当然二日酔い。
今年のDealer Meetingの目玉は、New Hanse315 及び
New Hanse675である。
一号艇の建造が、それぞれ着々と進んでいる。
Hanse675はすでにトルコから受注があったとか ?
納期リードタイム、価格で、CNBやOYSTERと競い合える
はずだ。
New Hanse315は、325を発展型にしたものだ。
2-Steeringを備え、345を小さくした形状である。
Day Sailing, Size Down , New Sailorを対象にしている。
来年3月の横浜国際ボートショウには出展される。
Hanse Yachtsは元気である。
ディーラーである我々は、日本国内の販促の為、
新たなMarketingを模索しなければならない。
New Hanse315の一号艇HULL
New Hanse675 の一号艇HULL
本社工場からNew Hanse675のコンセプト説明
3/28(土)、ピオン30の回航為、四国・仁尾マリーナに出掛けた。
3月は、4隻の引渡しを無事に終え、月末の支払いも
済ませ、気分はスッキリ。
広島観音マリーナまで70マイルを、2日間で回航する。
雨が降れば、出港を延ばすつもり。
なんと贅沢な回航なんだろう。
案の定、出港予定の翌日は雨。
マリーナでハンゼ385のオーナー藤波様と夜中の2時まで
飲んで、このGWの五島列島クルージング談議。
私はシングルハンドが大好き。
そう、自由を誰よりも求めるから。
40年以上も前に、ヨットで上陸したあの島々。。。
ヨットレースで駆け回ったこの海面。。。
シングルだからこそ、じっくり想いを駆け巡らせる。
懐かしさと同時に、いまだ海に出ている自分を
これからも応援していきたい。
手の届く場所に、いつも七つ道具を
1月のデュッセルボートショウでドイツに滞在時、日本から
1本の電話が入った。
アダムス40のオーナーからであった。
要件は売却依頼である。
昨年、あるブローカーに頼んだのだが、結果が出ない。
帰国後、保管場所の大分マリンピア・むさしに出向いた。
世界周航のアルミ艇は、日本ではもうなかなか売れない
のでは ? 直観的に感じた。
3人目の見学者が、韓国のビジネスパートナーYOON氏
であった。
彼は世界一周の実績があるので、お客さんの中には
彼に続きたい人がいたようだ。
なんとか3月末までに、売却できホットした。
最近は売却依頼が多い。
売却理由はいろいろあるが、今後もなんとか
OWNER方の力になりたい。
美しいシヤーラインのアダムス40
韓国で活躍してほしいものだ
3/5 - 3/8の4日間、 横浜国際ボートショウに出かけた。
ウインクレル(株)ブースの、営業応援である。
昨年に比べ、フローティング会場はボートが増え、
しかも大型化し、ヨットは少し減り、小型化になって
いるように感じた。
株で儲ける人は、やはりボート派なんだろうか。
日ごとに寒さが増し、新調のダウンが大活躍。
おかげで風邪をひかず、楽しく営業ができた。
釜山で行う初めての、ボートショウを見学した。
前日の朝9時、カタリナ34MKⅡを博多小戸に入港し
ジブファーラー取付を依頼し、午後3時のビートルに
乗り、釜山に向かった。
海運台の会場(BEXCO)入口では、韓国のG.Lee、
135Eastの門田氏、ヴェラリスの西幸氏と出会った。
その後は行動を共にさせて頂いた。
6月のソウルボーショウでは、ヨット展示は無かったが、
釜山では5隻はあった。
それぞれの海域の違いなのだろう。
フローティング展示場も、ヨット競技場に特設され、
60ft OVERのカタマラン2艇(国内艇、輸入艇各1)が
あった。
あきらかに営業用の、LAYOUTであった。
海運台、広安里は恰好のチャーターエリアである。
X-ヨットの代理店が、Xp-44を係留展示していた。
デモ艇として輸入するとは、かなり太っ腹。
右肩下がりの日本と、右肩上がりの韓国の対比を
感じてしまう。
ときどき元気のあるお隣さんを訪問し、世界の中の
日本を意識しなければならないと思った。
WEST WIGHT POTTER 20、なかなか面白そう
広安里の夜景はロマンティックで、若者ばかり
カタリナ34MKⅡを、テンボスから博多小戸に回航途中、
平戸にいつものように寄港した。
風が強まり、奥の長期係留桟橋にウネリが入り、
夜は眠れない。
フェンダーがつぶれそう。
翌日朝、出港は悪天候の為中止。
天候の回復する夜中に、出港することにしょう。
仮眠のねむけを誘うため、生ビールを飲みに行った。
板前さんと、いろんなこと話した。
世界遺産(長崎の教会群)の決定を来年に控え、
熱がこもっていた。
長崎よりも、平戸の方が歴史が深いとか。。。。
商店街はコンビニのようなチェン店も無く、
地元のお店が、個性的に並んでおり、
お客との会話を大事に、商いをしている様子。
過疎のイメージは全くない。
島のみんなが、WELCOMEである。
平戸、ガンバレ !!
いつも立ち寄りたい。
短期係留桟橋に移し、夜中の出港を待つ
係留費はもちろん、タダ
今年の横浜フローティングヨットショウは9/26(金),27(土),28(日)に横浜ベイサイドマリーナで行われている。
台風17号の直撃もなく、ホッとした。
今年で19回の開催をむかえる。
発端は、ジェノヴァ、カンヌ、ラ・ロッシェルボートショウの
ようなものを、日本に根付かせたいという趣旨で
あったらしい。
今回の20数隻の展示艇では、比較にもならない。
直接の原因は、新艇が増え続けていない事である。
アジア圏には、セーリング文化が根ざさないのでは ?
いや、まだ100年も経っていないのでないか。
ヨーロッパの歴史には程遠い。
復活の可能性を信じて、輸入代理店は奮闘している。
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