今年の一月末ディッセルドルフ、ウィーンからの帰り、空港でNHK交響楽団コンサートマスターの篠埼さんを見かけました。もちろん彼はファーストクラス、私はエコノミーで日本に帰ってきましたが。
特徴のあるメカ゜ネをされていた篠崎さんは音楽家というよりも、実業家という風格でしたが。
今日10/25、呉市下蒲刈の第6回朝鮮通信使行列のイベントの一環として彼の率いる五重奏を聴くことができました。
最近は歌のコンサートにこだわっていたので迷っていたのですが、ウィーンで見かけた彼の音楽を身近に聴いてみたい思いと、チャイコフスキーコンクールで優勝したピアノの上原彩子さんもいっしょなので、すぐ楽しみに変わりました。
プログラムはクライスラー、サン・サーンス、ドヴォルザーク、そしてシューマンの代表曲でした。
演奏内容というより、彼らの作曲した曲とモーツァルトとそれとの比較に興味が出てきました。
耳に残っている内に、モーツァルトの弦楽重奏を聴いてみることにします。
それと特に、見ること、出会うことが次のステップの大きな原動力になるんだなあと、つくづく思いました。
ということはできるだけ多く出歩くことも、必要と成るわけですね。(笑)
こんな有名な音楽家達が瀬戸内海のいち島で、演奏してくれるのはきっと大きな力が、陰で支えているからだと思います。
感謝です!!

篠崎さん(左)とN饗メンバー、そして真中の上原彩子さん
広大のOBの方々の、「合唱団そら」第17回定期演奏会を聴いてきました。
今回はバッハの最後の曲、「ミサ曲ロ短調」です。2時間半の演奏時間を要する、超大作です。
コンサートでミサ曲を聴くのは初めてで、正直言って聴き通せるか、心配でした。
オペラを観劇するまえにDVDを購入して、勉強するように、DVDであらかじめ聴き慣らしました。
その効果があってか、とてもとても楽しい2時間半でした。
オペラは声の迫力、リート(歌曲)は声の繊細さ、そして宗教曲は声のハーモニーが魅力と思います。
非常にハーモニーが綺麗でした。特にソプラノは限りなく透き通っていました。
バッハ独特のリズム、そしてハーモニー、こんな音楽をヨーロッパの大聖堂で聴けたら、さぞ素晴らしいと思います。

美しいハーモニーを堪能しました。感謝です。
東広島の広島大学にあります、サタケメモリアルホールに聴きに行ってきました。
オペラティックコンサートですから、オペラのようなコンサートという感じとおもいます。
つまり、いくつかのオペラの名場面の1,2幕を取り上げ、何ステージかに分けて演奏される、よくばりのコンサートです。
日本ではオペラは<クラシック音楽>のジャンヌに入りますが、発祥地であるヨーロッパでは<演劇>のジャンヌのようです。
日本の代表的な演劇、「忠臣蔵」の討ち入りの場面のみ、公演する劇場はありません。
松の廊下ー浅野内匠頭の切腹ー赤穂浪士の団結を通じて、はじめて討ち入りの臨場感が観客とともに、共有できるわけです。
そういう意味で、突然オペラの名場面のみ演奏されても、聴衆としては気持ちが付いて行っていない訳で、正直言って、感動までには至れませんでした。
たぶん演奏者もそうであったと思います。
残念なことです。
このような形式のコンサート、ひょっとすると日本だけのいわゆる、JAPANESE STANDARDかも知れませんね。
これからはオペラはつとめて、最初から最後まで通して、聴くことにしましょう。
やはり、オペラは「演劇」でしょー ?

場内撮影禁止のため看板のみ
リート(歌曲)は "詩と音楽が結婚した世界" とよく言われています。
オペラだけでなく、リートの世界も知ることが自分ににとって良い事だと、常々思っていました。
だってJ.ノーマンの歌う"アヴェ・マリア"には涙が出たほどでしたから。
この5月の声楽公開レッスンを聴講したときに、知り合った歌手からコンサートのお誘いがあり、広島ドイツリート協会の第16回演奏会 "ドイツリートの夕べ" を聴いてきました。
今回は主に独唱でしたが。
オペラのアリアはとてもとてもドラマティックですが、リートの世界はとてもとても繊細で、集中して聴かないと伝わってこない感じがしました。
でも肝心な詩を理解していない訳ですから、まだまだこれからですね、中村君。
ゲーテの詩なんか、本当に解るんだろうか? (笑)

リートは歌い手も聴き手も集中の連続
ハンゼヨットのディーラーミーティングに参加した後、私とウインクレル商会の的野氏はグライフスヴァルトから列車で、ベルリンに移動しました。
翌日のベルリン発の帰りのフライトの関係でベルリン泊となりました。
約2時間半の風景は麦畑、風車ばかりでした。昼過ぎにベルリン中央駅に到着した私達は市内見学に行きました。
ベルリンには三つのオペラハウスがあります。
ベルリン国立歌劇場、コーミッシェ・オーパ、そしてベルリン・ドイツ・オペラです。
一つの都市に三つのオペラハウスは珍しく(ウィーンでも二つ)、これは東ベルリンにあったものがそのまま存続しているからのようです。
ウンター・デン・リンデンにある、一番有名なベルリン国立歌劇場、そしてその近くにある、コーミッシェ・オーパの建物を見学して来ました。
ベルリン国立歌劇場はオペラとバレエを、コーミッシェ・オーパはオペレッタも上演される歌劇場です。
ちょうどウイーンのウイーン国立歌劇場と、フォルクスオーパとの関係といっしょと思います。
いつか是非、オペラ観劇をしてみたいと思います。
意外と近いかな ? (笑)

ベルリン国立歌劇場

モダンな建物のコーミッシェ・オーパ
どんな世界でも裏方さんの支えで、イベントが遂行されている訳です。
オペラの裏方さんの中に「劇場ピアニスト」という職業があるようです。
歌手の個人稽古の伴奏、合同稽古の伴奏、公演中の字幕操作・打楽器演奏等。
東京芸大を卒業後、イタリア・トレヴィーゾ市立劇場で、劇場ピアニストとして活躍後、現在広島アステールプラザで
オペラ推進委員として励んでおられる、平野満さんの公開講座がエリザベト音楽大学の、ザビエルホールでありましたので参加しました。
オペラ歌手の生の声に魅せられて、この職業になってしまったとか。専攻は作曲なのに。
音大生と一緒に聴講するのも、なぜか心地よい感じがしました。音大に進むのが憧れでしたから。(笑)

「劇場ピアニスト」平野満さんの公開講座
ブログを書くようになって、コンサートにも積極的に行くようになりました。
そんな訳で出かけました。
正直言ってあまり、感動はなかったです。一人だけ安心して聞けましたが、あとは残念です。
むしろ、ピアノの伴奏者の方に、耳が傾いてしまいました。
まだ未熟者の私ですが、具体的にコメントしますと
1. 声が小さい。
2. 音程がよくはずれる。
3. 有名でない曲目が多い。
声はそれぞれ歌手によって異なるから、個性的な声を聞きたかったし。
何よりも安心して聞きたいですね。テノールのドミンゴのように。
望むのは無理なんだろうか ?
この落差って、どのくらいなんだろう ?
それほど、歌を聞かせることは難しいものだろうか ?
このつぎは感動的なコンサートに出会えますように。

勢ぞろいした出演者たちのフィナーレ
広島市とハノーバー市との、姉妹都市提携25周年式典として、オペラ歌手カルメン・フッギス(コロラトゥーラソプラノ)さんのコンサートに行ってきました。コロラトゥーラとは一番高い声を出すソプラノのことと、思いますが。
なんと無料でした。ラッキー!!
前半はシューベルト、シューマン、ブラームスの歌曲、後半はヨハン・シュトラウス、レハールのオペレッタから。
特に、「こうもり」より "侯爵さま、あなたのような方は" が良かったです。
こんなすばらしい歌手がハノーバーで活躍されているのなら、ヨーロッパ各地に世界一線級のオペラ歌手が
いることにもなりますね。
今後ヨーロッパの都市に行ったらまず、オペラハウスを探すことにしましょう。
でもハンゼヨットのある、あの田舎のGreifswald(ベルリンから真北方向の港町)には多分、オペラハウスはないと思いますが。。。。
今度聞いてみましょう。
チャイコフスキーの「オネーギン」の音楽はとても美しかった。アリアはメロディックではないのに音楽は情景的でTOTALとして歌と音楽が高い次元で溶け合っている感じがしました。
モーツァルトにもヴェルディにもない音楽の流れ(バレエ音楽的な?)のようなものも感じられました。
また舞踏会の場面はもう、バレエ音楽の第一人者であるチャイコフスキーの独断場で、目が釘付けになりました。
原作を注文し、さらっと読んでみました。まだ十分、理解したわけではありません。でもちょっとだけ満足です。
読んだ行為に満足かな?
チャイコフスキーは掘り下げてみたい作曲者の一人に加えられました。
もう一曲、オペラ「スペードの女王」を聴いてみる事にしましょう。

「オネーギン」のオペラDVDと原作
オペラの三役は何と言っても、オペラ歌手、指揮者及びオーケストラそして演出家と成ると思います。
オペラに興味を持ち始めると知りたいことばかりで一杯です。
作曲者、オペラ歌手、指揮者、オーケストラ、演出家、台本家、原作等とめどもなく出てきます。
インターネットで検索できる現代ですから、本も、CDも、DVDもクリック一つで手に入ります。
最近のオペラの演出は前衛化しているのか知りませんが、背広を着たドンジョバンニ、下着姿のヴィオレッタ(椿姫)が登場して来ますが、奇抜的で目新しい感じはしますが果たして芸術としてほんとうに後世に残るかどうか疑問です。過去には戻れないと言ってしまえばそれまでですが。
使い捨ての演出のような気がして。
映画と同様、オペラも映像として記録に残るのですから、すばらしい演出のものを見たいと思います。
ヴィスコンティ、ゼッフィレッリ、ポクロフスキー等の名演出家のオペラを鑑賞すると何度見ても感動を呼ぶ、演出と思います。(もっともっと名演出家はたくさんいると思いますが)
マリア・カラスのことでヴィスコンティを知り、彼に憧れ、そして写真集「ヴィスコンテイの遺香」を買いました。
仕事に対するとてつもない情熱、物事に対するこだわり、やはり芸術家です。
指揮者、フルトヴェングラ-の著書に 「芸術家とは純情と献身にきびしく生き、その偉大な古典の故郷を限界まで追求する人にほかならない。そういう人間こそ芸術に、はじめて意味と価値を与えるのである。」
先日のベルリン国立音楽大学のファルティン教授を拝見させていただき、まさに確信を得た感じです。