この12月からNPO法人「日本モーツァルト協会」に入会しました。
この法人の目的はモーツァルトとその音楽に関心を持つ人に対して、演奏会および講演会等の開催を通じて鑑賞および研究の機会をつくり、その音楽と発展に寄与することを目的とします。
となっています。
年10回の例会コンサート(もちろんモーツァルトの曲)が東京で行われます。
モーツァルトに関して、もっともっと勉強したい想いで入会となりました。
入会しますと会員番号として、モーツァルトのケッヒェル番号(作品番号)が与えられます。
その欠番のリストの中から、希望番号を申し込む訳です。
そのリストを見ますと偶然なんでしょうね、前の晩に何の気なしに聴いて感動した曲がありました。
K566のヘンデルの「アシスとガラテア」の編曲です。
つまりある注文主から依頼を受け、ヘンデルの曲をモーツァルトが編曲した訳です。
ヘンデルの原曲は聴いていませんが序曲なんかヘンデルとモーツァルトが程よくミックスしていて、
とてもとても美しい編曲です。
迷いもなくこのK566を私の会員番号の第一希望として申込ました。
私のテーマ曲にしようかな。(笑)
はたして毎月の東京通いは経済的に可能かどうか疑問ですが、がんばってみたいと思います。
30才前半に東京でサラリーマンをしていたころは、正直東京の雰囲気は馴染めませんでした。
でも横浜フローティングショウで東京に行ってみると、良いですね。
日本の中でもちろん一番国際感覚が感じられるし。
だから定期的に、強制的に東京に行くことは多分自分にとってプラスになると思っています。
急に伊豆長岡の出張が決まり、午後8:00にやっと呉駅に戻ってきました。
呉文化ホールに着いたときは、ワルシャワオペラの「フィガロの結婚」はすでに半分の2幕の終わりごろでした。
ヨーロッパ人のオペラということで、期待していたのですが、とても残念でした。
一言で言うと、モーツァルトの音楽に完全に翻弄されていたと思います。
次から次に出てくるアリアに、歌手達はやっとついて行く、という感じとも思います。
だから何かが伝わってこないんですよ。 何かが !!
この程度なら広島のオペラ団体でも上演できるのでは ?
ちょっと辛口でした。

ワルシャワオペラの「フィガロの結婚」カーテンコール
年末に近いから、「第九」を聴きに行った訳ではありませんが、11/14の夜、広島フェニックスホールでエリザベト音楽大学の創立60周年コンサートがありました。親しくなった音大の先生からお誘いがあり、ひさしぶりのベートーヴェンを堪能してきました。
最近はほとんどモーツァルトに趣向は偏っていますが、確かにモーツァルトの音楽は他の作曲家の作品と違いますね。
ものの本に寄れば、作曲家は「叙述型」と「会話型」に分かれていて、前者はある論理性をもって一元的・同質的な音楽構成を、後者は視点が一元化されず、たえず複数の領域を動き、その間に、そのつど新たなバランスが獲得される音楽だそうです。
ベートーヴェンのシンフォニーは前者、モーツァルトのオペラは後者のそれぞれ代表選手になると思います。
まさに「第九」を聴いているとピッタリ感がしました。
でもこの歓喜の歌、モーツァルト作曲の何かの曲とメロディがそっくりなんですね。
コンサートの後、先生のドイツ語の生徒さん達といっしょに、近くのレストランで音楽、ヨーロッパのお話で花を咲かせました。
ワインでほろ酔いになってしまい、帰りの市電の中に、大切なコンサートのプログラムを忘れてしまいました。(笑)

秋山和慶指揮、エリザベト音大生の「第九」
広島で活動しているオペラ団体の公演を聴いてきました。
私も例の如く、予習として、2種類のDVDを聴き、音楽書数冊を読んで臨みました。(笑)
とても楽しい3時間でした。改めてモーツァルトの音楽表現力に感銘を受けました。特に人間の内面表現に。
そう、嫉妬、未練、移り気、etc。
今回は特に演出が良かったと思います。大型鏡、立体的な通路等。。。。
歌手の方達もすばらしい声でした。欲を言えば、演技力をもう少し、つけて下さいね。(失礼)
オーケストラも歌手との音のバランスが、よくコントロールされていたと思います。
これだけ地球が相対的に、小さくなっている昨今、どんな世界の人間でも国際感覚を持たないと、アッという間に置いて行かれると思います。
この公演でもイタリア人の指揮者、韓国人の歌手、イタリア帰りの劇場ピアニスト等のコラボレーションで、今までより、よりレベルの高い公演ができたものと思います。
仲良しクラブだけの、ジャパニーズ・スタンダードではなくなりつつあることに、とても頼もしさを感じました。
満ち足りた、そして余韻を噛みしめながらの帰路でした。
次回も是非、聴きにいってみたいと思いました。

場内撮影禁止のため、終了後の出口階段
今年の一月末ディッセルドルフ、ウィーンからの帰り、空港でNHK交響楽団コンサートマスターの篠埼さんを見かけました。もちろん彼はファーストクラス、私はエコノミーで日本に帰ってきましたが。
特徴のあるメカ゜ネをされていた篠崎さんは音楽家というよりも、実業家という風格でしたが。
今日10/25、呉市下蒲刈の第6回朝鮮通信使行列のイベントの一環として彼の率いる五重奏を聴くことができました。
最近は歌のコンサートにこだわっていたので迷っていたのですが、ウィーンで見かけた彼の音楽を身近に聴いてみたい思いと、チャイコフスキーコンクールで優勝したピアノの上原彩子さんもいっしょなので、すぐ楽しみに変わりました。
プログラムはクライスラー、サン・サーンス、ドヴォルザーク、そしてシューマンの代表曲でした。
演奏内容というより、彼らの作曲した曲とモーツァルトとそれとの比較に興味が出てきました。
耳に残っている内に、モーツァルトの弦楽重奏を聴いてみることにします。
それと特に、見ること、出会うことが次のステップの大きな原動力になるんだなあと、つくづく思いました。
ということはできるだけ多く出歩くことも、必要と成るわけですね。(笑)
こんな有名な音楽家達が瀬戸内海のいち島で、演奏してくれるのはきっと大きな力が、陰で支えているからだと思います。
感謝です!!

篠崎さん(左)とN饗メンバー、そして真中の上原彩子さん
広大のOBの方々の、「合唱団そら」第17回定期演奏会を聴いてきました。
今回はバッハの最後の曲、「ミサ曲ロ短調」です。2時間半の演奏時間を要する、超大作です。
コンサートでミサ曲を聴くのは初めてで、正直言って聴き通せるか、心配でした。
オペラを観劇するまえにDVDを購入して、勉強するように、DVDであらかじめ聴き慣らしました。
その効果があってか、とてもとても楽しい2時間半でした。
オペラは声の迫力、リート(歌曲)は声の繊細さ、そして宗教曲は声のハーモニーが魅力と思います。
非常にハーモニーが綺麗でした。特にソプラノは限りなく透き通っていました。
バッハ独特のリズム、そしてハーモニー、こんな音楽をヨーロッパの大聖堂で聴けたら、さぞ素晴らしいと思います。

美しいハーモニーを堪能しました。感謝です。
東広島の広島大学にあります、サタケメモリアルホールに聴きに行ってきました。
オペラティックコンサートですから、オペラのようなコンサートという感じとおもいます。
つまり、いくつかのオペラの名場面の1,2幕を取り上げ、何ステージかに分けて演奏される、よくばりのコンサートです。
日本ではオペラは<クラシック音楽>のジャンヌに入りますが、発祥地であるヨーロッパでは<演劇>のジャンヌのようです。
日本の代表的な演劇、「忠臣蔵」の討ち入りの場面のみ、公演する劇場はありません。
松の廊下ー浅野内匠頭の切腹ー赤穂浪士の団結を通じて、はじめて討ち入りの臨場感が観客とともに、共有できるわけです。
そういう意味で、突然オペラの名場面のみ演奏されても、聴衆としては気持ちが付いて行っていない訳で、正直言って、感動までには至れませんでした。
たぶん演奏者もそうであったと思います。
残念なことです。
このような形式のコンサート、ひょっとすると日本だけのいわゆる、JAPANESE STANDARDかも知れませんね。
これからはオペラはつとめて、最初から最後まで通して、聴くことにしましょう。
やはり、オペラは「演劇」でしょー ?

場内撮影禁止のため看板のみ
リート(歌曲)は "詩と音楽が結婚した世界" とよく言われています。
オペラだけでなく、リートの世界も知ることが自分ににとって良い事だと、常々思っていました。
だってJ.ノーマンの歌う"アヴェ・マリア"には涙が出たほどでしたから。
この5月の声楽公開レッスンを聴講したときに、知り合った歌手からコンサートのお誘いがあり、広島ドイツリート協会の第16回演奏会 "ドイツリートの夕べ" を聴いてきました。
今回は主に独唱でしたが。
オペラのアリアはとてもとてもドラマティックですが、リートの世界はとてもとても繊細で、集中して聴かないと伝わってこない感じがしました。
でも肝心な詩を理解していない訳ですから、まだまだこれからですね、中村君。
ゲーテの詩なんか、本当に解るんだろうか? (笑)

リートは歌い手も聴き手も集中の連続
ハンゼヨットのディーラーミーティングに参加した後、私とウインクレル商会の的野氏はグライフスヴァルトから列車で、ベルリンに移動しました。
翌日のベルリン発の帰りのフライトの関係でベルリン泊となりました。
約2時間半の風景は麦畑、風車ばかりでした。昼過ぎにベルリン中央駅に到着した私達は市内見学に行きました。
ベルリンには三つのオペラハウスがあります。
ベルリン国立歌劇場、コーミッシェ・オーパ、そしてベルリン・ドイツ・オペラです。
一つの都市に三つのオペラハウスは珍しく(ウィーンでも二つ)、これは東ベルリンにあったものがそのまま存続しているからのようです。
ウンター・デン・リンデンにある、一番有名なベルリン国立歌劇場、そしてその近くにある、コーミッシェ・オーパの建物を見学して来ました。
ベルリン国立歌劇場はオペラとバレエを、コーミッシェ・オーパはオペレッタも上演される歌劇場です。
ちょうどウイーンのウイーン国立歌劇場と、フォルクスオーパとの関係といっしょと思います。
いつか是非、オペラ観劇をしてみたいと思います。
意外と近いかな ? (笑)

ベルリン国立歌劇場

モダンな建物のコーミッシェ・オーパ
どんな世界でも裏方さんの支えで、イベントが遂行されている訳です。
オペラの裏方さんの中に「劇場ピアニスト」という職業があるようです。
歌手の個人稽古の伴奏、合同稽古の伴奏、公演中の字幕操作・打楽器演奏等。
東京芸大を卒業後、イタリア・トレヴィーゾ市立劇場で、劇場ピアニストとして活躍後、現在広島アステールプラザで
オペラ推進委員として励んでおられる、平野満さんの公開講座がエリザベト音楽大学の、ザビエルホールでありましたので参加しました。
オペラ歌手の生の声に魅せられて、この職業になってしまったとか。専攻は作曲なのに。
音大生と一緒に聴講するのも、なぜか心地よい感じがしました。音大に進むのが憧れでしたから。(笑)

「劇場ピアニスト」平野満さんの公開講座