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マリン情報

ディーラーミーティング(4)

< ニューモデル艇 : ムーディ45DS >

よりボートに近いヨットとしてブログでも紹介しましたが、今年の一月のデュッセルドルフボートショウではスライド展示のみでしたが、今回ほぼ完成した3号艇を見学することが出来ました。

ムーディ社はもともとイギリスのヨットメーカーですが、ハンゼヨット社が買収し、新しいタイプのデッキサルーン(DS)として、ムーディ45DSをデビューさせました。

今までのDSはヨットのサロンが中二階スタイルで、パノラマビューがうたい文句でした。今回のムーディ45DSはさらにボートに近づき

  1). コクピットとサロンが面一。
  2). サロン入口はフルサイズのガラスドアー
  3). デッキはウォークアラウンド
  4). 手動式、電動式(option)サンルーフ

が大きな特徴です。

セーリング性能も機走性能も、ボート・ヨットマンいずれにも満足できるテスト結果が出ています。
もちろん機走で10kNT以上は無理ですが。。。。

燃料費が気になるボートオーナーにとって、このヨットはボートと比べてそんなに違和感は感じられないと思います。

如何でしょうか ?


ムーディ45DS(デッキサルーン)の 3号艇

コックピットとサロンが面一、大きなドア等が特徴

2008年07月24日 21:59
ディーラーミーティング(3)

< ウエルカム パーティ >

7/18の夕方といっても、夜9時から恒例のウエルカムパーティーがドックサイドで始まった。今まで外国で見たヨットの造船所は意外と、内陸にあり、ハンゼヨットのように水辺にある工場は、その原点にあるように思います。
試乗・テストセーリング、引渡しするにしても工場と水面が一体化していれば効率も良いし、何といっても水辺の居心地の良さは格別です。

料理は三匹の子豚の丸焼きがメインのバイキング。飲み物はビール・各種ワイン。音楽はロック、打楽器。そしてレーザーショー。
楽しい、楽しいそしてあっという間の3時間でした。

再開したロシアの女性は、一緒にいたオーストリア人の男性と昨年結婚し、現在はトルコでハンゼディーラーをしているとか。ウィーンの話は楽しかったです。オペラまでは行きませんでしたけど。(笑)

一昨年の時はラブラブだったマルタ島のディーラー若夫婦、ケンカでもしたのかな? 元気がない。

パーティ冒頭にハンゼヨットのシュッミット社長曰く、「我々にはベネトウ社しか見えない」と。
もう射程距離に入って来たのかな?

ヨーロッパではヨットは完全に"産業"という位置づけのビジネスです。
ハンゼヨット社も上場企業ですから。


ウエルカムパーティーの始まりはまずドリンクから

ハンゼヨットのフルラインナップ(32-63ft)がライトアップ

2008年07月23日 16:50
ディーラーミーティング(2)

< Supplier Show >

ハンゼヨットに艤装されている、ほとんどの部品のSupplierがそれぞれブースを持って、ディラーと直接にディスカッションするコーナーが今回、設けられました。発電機、ポンプ、マスト、セール、計器、ブロックetc...

より深い商品知識、各クレーム事項、同業他社との比較等、フランクに話し合えた。と言うところまで行けば良かったのですが、私の英語力ではまだ遠い世界かな。もっと、英語、勉強しないと。

Supplierはいつも、ハンゼヨットの厳しいチェックを受けており、いつも安住供給者ではありません。
ときどきSupplierが変更になります。

ただ、こうしてSupplierと直接話し合うチャンスが、できることはとても良い事だと思います。
そのほうがハンゼヨット社も良いと思っているのかも知れませんね。


ドジャーメーカーのブース

2008年07月22日 19:48
ディーラーミーティング(1)

< 移動 >

ハンゼヨットの今年のディーラーミーティング(7/18-7/20)に参加しました。
順を追ってご紹介致します。

私は2回目の参加となります。7/17、ベルリンでウインクレル商会のゼーリッヒ社長と合流し、同商会の的野氏と合計3名はレンタカー(アウディ)でハンゼヨットのある、グライフスヴァルトまでのドライブを楽しみました。

旧東ドイツという事も手伝ってか、ベルリン市外から真北にある、グライフスヴァルトまでの約2時間、ほとんど建物は見当たらず、一面の麦畑でした。ドイツは工業国ではなく、農業国ではないかと目を疑う程の光景でした。でも工業国と言っても、食料は自給自足する必要は当然あると思います。その辺が、国のグランドデザインが確立しているといっても良いのではないでしょうか。日本のように目先しか見ていない国とは違っていると思います。

今年で5回目となる、このディーラーミーティングは世界各国のハンゼディーラーが一同に会し、メーカーである、ハンゼヨット社から新艇紹介、市場戦略、新艇試乗、懇親会等の盛り沢山の3日間です。

午後9時過ぎ、到着したホテルで夕食を取り、時差ボケながらも明日からのイベントに期待し、ベットに入りました。


ベルリンからアウトバーンでグライフスヴァルトへ

グライフスヴァルトのホテル'メルキュール'の玄関から

2008年07月21日 14:22
小型のスプレイフード

スプレイフード(ドジャーとも言いますが。)はビミニトップと同様、クルージング派のオーナーにとって取付けたい追加装備ですね。
でも昨今の物価高も影響して、どうしても20万円は軽く超えてしまいます。今回シーベル325のオーナーから、「小さくても良いから、スライドハッチの部分だけでも覆いたい」との要望を受け、製作してもらいました。
値段も10数万円でなんとかできました。
大きいスプレイフードは高価ですし、船尾からの見通しの悪さを気にされるオーナーもいます。

如何ですか ? こんな可愛いスプレイフードは ?
雨の日はオーパイ掛けて、スライドハッチから頭だけ出して、のんびりクルージングなんか。。。。
楽しいと思いますよ。(笑)


シーベル325に取付けられた小型のスプレイフード

2008年06月23日 16:05
カナディアンカヌー

音楽のお好きな男性なら、別荘にピアノ、コントラバス、ハープ等の存在感のある楽器を飾ってみたいですね。
海のお好きなオーナ-なら、別荘のリビングは船の絵画、クラシックなディンギー、テンダーボート等を飾りたいですね。すごーく個性的な物を。

ウエスト工法の4.2mカナディアンカヌ-は如何でしょうか? 来週にでもHP(中古ヨットのコーナー)にUPします。

いまだ、海で使用してはいません。屋内展示のままです。新艇価格150万円のものを70万円で販売いたします。重量は約70kgかな? もちろん架台付です。

ご期待を。

12月16日に売却すみとなりました。
有難うございます。


海辺の別荘に飾ってみたい、カナディアンカヌー

2008年05月17日 17:32
下から見る橋

下から見る橋はとても美しく、興味深いと思います。多くのヨットマンは回航中に下から見る橋をカメラに納めていると思います。

広島観音マリーナから新西宮ヨットハ-バ-まで回航する場合、音戸大橋-安芸灘大橋-因島大橋-瀬戸大橋そして明石大橋の五つの大橋をくぐる訳です。(航路によって異なりますが)

写真の大好きなヨットマンの方、下から見る橋の写真集を作って見ては如何でしょうか?
売れると思いますよ。(笑)

ただし、くれぐれもマストを橋桁に当てないように注意してください。
先日も大阪からタヤナ55で広島観音マリーナに来られたオーナー曰く、「最初は音戸大橋をくぐるのは怖かった」と。
それもそのはず、音戸大橋は橋桁から水面まで23.5m、
タヤナ55はマストトップから水面まで21.5m。 
あと2mで、マストが。。。。

あー、 怖ーい !!


安芸灘大橋(呉市仁方ー下蒲刈島)

2008年05月14日 04:30
ツインキール

ヨットの係留場所が浅い場合、ショートキール又はセンターボード艇を一般的に選ぶと思います。でも、もうひとつの選択肢として、ツィーンキールもありますね。仮に水が引いても立ちますから、ついでに船底掃除もできちゃったりして。

在庫艇のインペリアル23がツィーンキールでした。イギリス人の設計のようです。イギリスも干満の差が大きいようですから、このようなヨットを考え出したのでしょうね。広島の江田島のお客様が昨年、ヤマハ26Cを購入したのですが漁港の水深が浅く、しかも干満の差が最大4mもありますから、心配でツインキール艇に乗換えられました。

23feetでもツィンキールのせいかローリングは少なく、乗り心地は良いですよ。


ツインキールのインペリアル23

2008年05月12日 02:01
オーナーズチェア

2-3年前、雑誌「舵」のカタログの中に折りたたみ式オーナーズチェアがあったのを思い出しました。舵社に確認しましたところ、もう作っていないとのこと。ここで引き下がらない私、広告掲載もしている訳ですから無理を言ったら注文を受けてくれました。

40ftのヨットの売買の時、新オ-ナ-がオ-ナ-ズチェアを取り付けてほしいリクエストがありましたので。

スターンパルピットに取り付けても、すぐ前にウインチもあるし、そこで例のカタログを思い出しました。ソファーに座ったような安定感のある座りごこちです。安心感があります。

もし、ご希望でしたら、舵社に無理を言ってみたら如何でしょう。再販してほしいですね。


再販してほしいオーナーズチェア

2008年05月09日 07:50
デュッセルドルフボートショウ

1月21-23日までドイツのデュッセルドルフBOAT SHOWに行って来ましたのでその中のインパクトのある情報を思い出してみました。(もう遅いかな?)
よりボートに近いヨットとしていわゆるモーターセーラーというジャンヌがあります。キャビン内でも操船でき、エンジン馬力が大きく、居住性がよい事などがあげられます。でもスタイルはやはりヨットですね。イギリスのM社が開発しているヨットはオープンボートにマストを付けたと言ってもよいほどよりボートに近いものと言えると思います。写真はBOAT SHOWに実艇が間に合わずビデオを撮ったものです。
ウォークアラウンドのデッキ,コッピットとキャビンが面一,開閉できるサンルーフ等よりボ-ト的と言えると思います。そろそろデビューすると思いますが。。。

会場を一巡してみてヨーロッパのプロダクションヨットメーカーはほとんど帆走性能の良い、しかも居住性の良いヨットの開発に精力を注いでいると思われます。
でもよりボ-トに近いヨット,よりヨットに近いボ-トも良いですね。


M社が開発中のよりボートに近いヨット

2008年05月05日 18:03