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夏たけなわのヨーロッパ(F)

デゲロボート社 訪問

7/19の夕方、ヘルシンキに飛び、翌日モーターセーラー(以下MS)で有名なデゲロボート社を訪問しました。
ヘルシンキから西に100km弱のデゲロ村?(多分町ではないと思う)にあります会社は、とてもとてもこじんまりしていて、一見どこかの町工場のような建物でした。工場には日本の国旗を掲げて、我々を出迎え歓迎してくれました。

本来ヨットの造船所は小規模で、アットホームだったんですね。いつのまにか市場は巨大化し、年間1000隻を造るメーカーがヨーロッパでも数社現れるようになってしまいましたが、どちらが良いというものではなく、それぞれ特色があり、共存共栄できるものと思います。
すなわち、サイズは小さくて良いから、価格は少しぐらい高くなっても良いから、良心的で良質で、そして個性的なヨットを望まれるOWNERは日本ばかりでなく、ヨーロッパでも増えているようです。ここが小規模メーカーの出番なのです。

日本に出荷前のデゲロ28MSの確認をし、今後のパートナーシップについて打ち合せした後、レンタカーでヘルシンキ港に行きましたが、残念ながら見学するほどの時間はありませんでした。

同行のウインクレル商会のゼーリヒ社長はミュンヘン経由でパリへ、東京の大貫さんはノルウェーのオスロにバカンスに、そしてウインクレルの的野さんと私は関空に。
ヘルシンキ空港での解散は、せわしいものとなりました。

最後に訪問したデゲロボート社、今回の旅行のスパイスとなったようです。


ユニークなトランサムのデゲロ28MS


帰り際工場の前で、右端に日の丸が

夏たけなわのヨーロッパ(6)

ハンゼグループ・ディラーミーティング(2/2)

7/18(土)は各グループに分かれ、モデルチェンジ説明、新マストメーカー、マーケティング、ボートショウ等の勉強会が終日行われました。
ツィーンラットのハンゼ375が登場します。
どんな雰囲気になるのだろうか? 今から楽しみですね。

ムーディ41,45各クラシック及び45DSが海に浮かんでおり、じっくり見学することができました。
なんとHULLはゲルコートではなくすべて塗装、しかもAWL GRIPの最高級塗料です。

モダンさ、帆走性能、価格競争をプラスしたトラデイッショナルヨット。
多分注目の的になると思います。


赤が41、濃紺が45各クラシック、グレーが45DSのムーディライン

夏たけなわのヨーロッパ(5)

ハンゼグループ・ディーラーミーティング(1/2)

7/17(金)の夕方、グライフスバルトにありますハンゼ工場で、ウエルカムパーティが例年のように行われました。
今年は昨年にくらべて、ちょっとさみしいのは例の経済危機の影響と思います。
工場の製造隻数も半減してしまったようです。
でも世界のほとんどが同じような苦しみを味わっているんですから、なんとか頑張るしかありませんね。
必ず光が見えてくると思います。

この不況でもデヘラー社を買収したハンゼヨットは、社名がハンゼグループに変わり、拡大路線を突っ走っています。
しかもこのようにディーラーミーティングをいつものように開催してくれることは有難いたいし、
結果で恩返しするしかありませんね。


手前のフランスのディーラー、フィヨルド40オープンを地中海で、メガヨットのテンダーボートとして売りまくっているらしい

夏たけなわのヨーロッパ(4)

オペラ 「椿姫」

7/16の夜はハレからベルリンに戻り、コーミッシェオーパでオペラ「椿姫」を鑑賞しました。
イタリアの作曲家ヴェルディの代表作です。
美しい序曲、アリアでちりばめられた「椿姫」はオペラの金字塔の一角と言えると思います。
7,8月は一般にオペラハウスはシーズンオフとなり、野外音楽祭が主役となります。
コーミッシェオーパのシーズン最後の公演でした。

現代風の演出にはストーリー性に多少無理があり、私はあまり好きではありません。
おまけに言葉がわからないわけですから。(笑)
主役のヴィオレッタは少し声量不足の感はありましたが、やはり上手いですね。
でもヴィオレッタは結核の病を負っているわけですから、
丁度良いのかな? (笑)


カーテルコールでも視線はソプラノ歌手に

夏たけなわのヨーロッパ(3)

ハレを訪問

ライプツィヒから列車で30分弱の所に、人口約25万のハレ市があります。ヘンデルが生まれたところです。「ヘンデルの家」を訪ねました。
ひと駅間違えて下車した為、頭が混乱してあきらめてベルリンに戻ろうかと思いましたが、諦めません。
1時間遅れのハレ到着でした。(笑)

ヘンデルはバッハと同じ1685年に生まれましたが対照的な人生でした。ほとんどドイツを離れなかったバッハに対し、イタリア・オランダ・イギリス・アイルランドにも旅行し、最終的にはイギリスに帰化し、ロンドンで亡くなりました。

私のモーツァルト協会、会員番号KV566はヘンデルのオラトリオ「アシスとガラテア」の編曲作品ですから、
バッハよりヘンデルの方が親近感があり、曲も馴染みます。
特にオペラが。

帰りに、日本ではなかなか手に入らなかった、オペラ「リナルド」のDVDがありましたので、即買いました。
やはり来てよかった !!


愛用のチェンバロ、そして肖像画

夏たけなわのヨーロッパ(2)

ライプツィヒを訪問

偉大な天才達が残してくれた芸術作品は、現在たくさん残っています。
音楽、絵画、彫刻、建築、文学、etc
もし自分自身、興味ある世界の作品を知らずして、
また味合わずして、人生を終えることになれば、
それは「モッタイナイ」では済まされないな。と
最近思うようになりました。
いよいよ、そんな年齢になったのかな ?

ある人から天才作曲家の中でも別格と教えられた、
バッハとモーツァルト。
ハンゼディーラーミーティングの前日8/16、ベルリンから一時間余の列車に乗り、ライプツィヒを訪問しました。
バッハの眠っています聖トーマス教会です。(1750年没)

でもモーツァルトにはほんとうのお墓はありません。
共同墓地に埋められてしまったため、遺骨が行方不明なのです。


このブロンズのプレートの下にほんとうにバッハが眠っていると思うと、一通り見た聖トーマス教会からなぜか帰ろうという気にしばらくはなりませんでした。

バッハ以外にもシューマン、クララ、リスト、ワーグナー等が活躍したライブツィヒは文字通りの文化都市という風情がしました。
残念だったのはバッハ博物館が改修工事の為、見れませんでした。

またモーツァルトは1789年4月に、この聖トーマス教会を訪れ、バッハの弾いていたパイプオルガンで即興演奏をしているんですね。
さて、どんな想いで弾いたんだろう?
そんな事を考えながら眺めていると、220年前にタイムスリップしてしまいます。

ロマンチストにならざるを得ません。。。。 (笑)


バッハが後半過ごした聖トーマス教会


「ヨハン・セバスチャン・バッハ」 質素なプレートです

夏たけなわのヨーロッパ(1)

関空 ー ヘルシンキ ー ベルリン

今年も7/17-7/19、ハンゼヨット社のディーラーミーティングに参加することにしました。帰りにフィンランドのデゲロ社に立ち寄るので、今回はフィンエアーを使い、ヘルシンキ経由で7/15、ベルリン入りしました。

チャンスがあればなんでも見てやろう !!
景気の回復を待っていたら、人生終わってまう !!

変な屁理屈を着けての決断でした。(笑)
そうですね、ただ腰が軽いだけかも。。。。 (笑)

関空からヘルシンキまでは9時間40分くらいですから、フランクフルトまでより2時間は近いと思います。
その変な近さを感じました。(笑)
この経路のメリットはヘルシンキでのトランジットはフランクフルトに比べると、空港内移動距離が短く助かります。また関空出発時間が午前11:00ですから、広島から朝一の新幹線で十分間に合います。最後にフィンエアーの方が、ルフトハンザより安い運賃です。
新しい発見でした。

すばらしい夏のヨーロッパでありますように !!



期待を込めて、ベルリンテーゲル空港到着

木製手漕ぎボート

行きつけのマリーナにかなり前から置いてあった木製の手漕ぎボート、気にもしていなかったのですが、聞いてみたら誰か買ってくれる人を、探しているとのこと。

本来はセーリングできるようになっていたのですが、マストもセンターもティラーもありません。おまけにオールも。

外板はチークのクリンカー張りで、ニス塗り仕上げです。
大きさは全長2.5m、全幅1.3m、高さ1.0mで架台も着いています。

別荘に飾られるか、大型ボートに搭載してテンダーとして使われるか。。。

ご興味おありのオーナーはコメントしてください。


誰かに使ってほしい木製ボート

初めて出会った ETAP39S

弊社の新艇取扱艇にETAPもありますが、昨今の世界不況で経営の苦しいそうなETAPは、最近日本の業界では忘れられかけていますね。
企業業績が良くないからと言って、その会社から造られた製品が必ず悪いとは言えません。
すこしお客さんサイドで造ってしまい、コストダウンを忘れてしまったとか。。。。

6/20下関の室津フイッシャリーナで日本では一艇しかない、ETAP39Sに巡り合えました。
オーナーは新潟の方で、九州南岸からの帰りのようでした。SシリーズのETAPはiシリーズに比べてかなり帆走性能が向上しています。
大きさ、スピード、乗り心地、バランス、安心感(浮沈構造)等
オーナーは絶賛です。
おまけに日本ではこれだけですからね。(笑)

ETAP社が早く元気になって、もういちど39Sを造ってほしいとほんとうに思いました。


一度乗ったら虜になってしまうらしいETAP39S

李舜臣(イ・スンシン)

確か、2006年の初めに、北朝鮮から帰還された蓮池薫さんの初めての翻訳、「孤将」金薫(キムフン)著 を読んだことがありました。
豊臣秀吉軍との戦い、孤独、朝鮮半島南岸の島々、地名等がかなり頭の中に残っていました。
晋州(チンジュ)に出張する前に、もう一度読み帰して行きたかったのですが、どうも昨年秋の引越しの時に整理して、捨ててしまったようでした。
再度注文しましたが間に合わず、韓国から帰ってきたら、届いていました。(苦笑)

この「孤将」はフイクションですが、李舜臣の「乱中日記」が原点のようです。

偉大な海軍武将・李舜臣を真に尊敬し、韓国人とともに共有できれば、ビジネス以外にも、いいお付き合いが続けられるのではと思います。



韓国南岸は歴史がいっぱいです