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サラ・ブライトマン コンサート

作曲家の坂本龍一さんが言っていた。

美術館へは本物の絵を見に行くのに、音楽はどうして録音もので、満足してしまうのだろう ?

まさに、これはコピーの絵画を見ているのと同じなんだ。
もっともっと、コンサートに行くべきなのだ。 と

同感である。
やはり足を運んでこそ、本物を堪能できるのだ。

イギリスのサラ・ブライトマンが広島にやってきた。
歌が本当に本当に、うまい彼女が大好きだ。

席は最前列から3番目のほぼ中央。
歌をとってもとっても、大切にしている事が手に取るように
わかる。
美空ひばりを思い出してしまった。

コンサートのお土産は「幸福感」であった。

録音ものでは、味わえない感覚である。


才能のある人ほど、挑戦している
ベッカムも同様、物腰が本当にソフト。

2013年07月17日 00:28
木製手漕ぎボート

5月末の韓国国際ボートショウで気になった木製ボート。
やっとその工房を訪問するチャンスに恵まれた。

関釜フェリーの到着に合わせて、代表のHanさんが
釜山フェリーターミナルまで迎えに来てくれた。
工房は釜山と馬山の中間の、工業団地内にあった。

まず見せてくれたのは、ニュージーランド人設計の
4m弱のセーリングディンギー。
もちろん帆走装置を取り外せば、手漕ぎボートに変身。

工房の2階はデザインルーム。
海外設計資料、模型、大きなドラフター等々。
木製ボート、ヨットへの情熱が伝わってくる。

来年春には22ftの木造セーリングクルーザーが完成
する予定であるとか。

木製ボート、ヨットも商材にいれてみようかな (笑)


マスト・舵等を外し、手漕ぎボートモードにしてパチリ。

2013年07月12日 15:37
天才画家の10代

個人自営業という仕事がら、「能力」とか「才能」という言葉にはとても敏感だ。
ましてや「天才」となると、最大級のあこがれに
なってしまう。

熊野町にある、筆の里工房へ「天才画家の10代」を
鑑賞に出掛けた。

ピカソ、モネ、ロートレック、ムンク、平山郁夫、山下清、
池田満寿夫等、24名の作品があった。

やはり気になったのはピカソである。
一日に平均3枚の絵を描き続け、92才まで生きた
のだから、その点数は膨大である。
作品は初めて観るものばかりであった。

「踊り子」「街の娘」は最小限の輪郭線にもかかわらず、
衣類のふくらみが見事に表現されている。

いや、余分な線を捨てているからではないだろうか。

ピカソは正真正銘の天才である。



19才の作品 「踊り子」。
とても小さく、ハガキ程度の大きさである。

2013年06月19日 16:52
韓国国際ボートショウ

今年も韓国国際ボートショウにやってきた。
見学時のホテル支援をパスしたからである。(笑)

今回は京義道のタンドマリーナからソウル近郊の高陽(コヤン)市にある、KINTEX(韓国国際展示場)に会場を移した。

出展艇の大小はあるものの、3月の横浜国際ボートショウと比較すると、断然韓国の方が”国際”にふさわしい。

カナダ、イタリアそして南アフリカ等からも出展がある。
つまり、主催者側の世界への呼掛け、及び支援結果である。
会場のいたる所で、白人が商談している。

ボートショウにおいても益々ガラバゴス化している日本のマリン業界。
危機感を感じざるを得ない。
組織のトップを老人に任せておくと、何も変わらない。


韓国のマリーナは、2019年には約50箇所になるとの。

10年後には、日本のオーナーが韓国を津々浦々、韓国のオーナーが日本を津々浦々、それぞれクルージングしあう
時代が来るでしょう。

その先取りなのか、小樽マリーナがブースを構えていた。
しかしよく聞いてみるとそうではなく、小樽港での舟遊び
ツアーの案内のようである。(笑)

木造のカヤック、ローボート、テンダーボート、ピクニックボートの出展が目立った。
日本に輸入しても、結構売れるかも知れない。


今回の韓国国際ボートショウを通じて
  ・変化する 韓国社会、業界。
  ・変化しない日本社会、業界。
の対比を感じた。

その一つ目の原因は、急速に進む高齢化であろう。
老害化する社会、業界を打破する知恵が必要だ。

二つ目は海の規制緩和である。例えば、
海技免許を持たない外国人観光客にもベアーチャーター
(船長なし)ができ、チャータービジネスを観光産業とする
法整備が必要である。

京都、奈良を訪れた後、瀬戸内海でヨットチャーター等
できたら、何と素晴らしい事であろうか。


黄色は既存のマリーナ。白色は建設中のマリーナ。


ブース代は4日間で、たったの10万円/コマとの。
加えて通訳付(無料?)である。


クオリティーはかなり良い。近いうちに工場を訪問してみたい。

2013年05月30日 21:55
マイレディの韓国向引渡し

今年になって3隻目の韓国向け引渡し。
広島の竹原マリンを4/18、08:30に出港した。

お客様は大田市(テジョン)に住む雀(チェ)さん。
数年前にもお取引頂いている。
日本語を話す62才、なかなかの紳士である。

彼は4/17、関釜フェリーで早朝下関に到着。
広島駅でPICK UP後、韓国領事館、尾道税関等に。

PASSPORT CONTROLは議論の末、対馬の厳原で。
従って広島入管はパス。
韓国入港が慶南の統営(トンヨン)だからである。

午後2時には食糧、燃料の買い出しが出来た。
その後ヨットの設備、取扱い説明。
そしてナビケーションのアドバイス。

特に玄界灘は韓国人と共有している実感がする。
それほど良く知っている。
気象、島の名前、港等々。

少し早い夕食を共にした。
お互いの家族、人生まで語り合う。

信頼関係が出来ると、彼らは物を見ずに買ってくれる。
有難いお客様である。


彼らにとって広島からの回航は一人で十分らしい。
韓国人が無茶なのか ?
日本人が臆病なのか ?

2013年04月19日 00:42
ふたつの橋

3/27、私の住んでいる呉市第2音戸大橋の開通である。
6年前、倉橋島から呉市内に移ってからは
その関心も薄らいでいたが、市民長年の念願であった。

偶然にも今日、長崎大村湾の針尾瀬戸に架かる
西海橋をヨットで通過した。

偶然というのは共に並ぶふたつの大橋だからである。

やはり昔の橋の方が美しい。
やはり昔の橋の下の方がリスキーである。

潮流で蛇行するのに、橋のセンターを狙わないと
アーチにマストがぶつかりそうな旧西海橋。

狭い水路で相手船、マストが気になる旧音戸大橋。

何事もより安全ということは、結構な事だが逆に
味も素っ気も無くなる事でもある。


やはり針尾瀬戸は逆潮では通れない。
佐世保湾に向かう。手前が旧西海橋。

2013年03月28日 08:41
横浜国際ボートショウ

横浜国際ボートショウ3日目の3/9は土曜日。

ひっきりなしの来場者。
もちろん昼食抜きにならざるを得ない。

人気の的はHanse345。
ショートハンド仕様では、現在世界トップクラスである。

すべてのシート、ハリヤードがラット前のウインチに
リードされ、しかもウインチは電動である。

片手で開閉できる特大のプラットフォーム。

寝そべって本を読むのも良し。
釣り糸を垂れても良し。
足湯風に楽しむのも良し。

楽しさ倍増のヨットである。



話題のHanse345のコクピット

2013年03月09日 18:03
素敵な写真

楽器より声、写真より絵画の方が表現力があると常々
思っている。
しかしそれは単なる先入観かも知れない。

横浜国際ボートショウでの夜、今年もハワイアンパブ
「チャートハウス」に出かけた。

昨年は気付かなかったが、一枚の写真が目にとまった。

なんと素敵な写真なんだろう !!
全然エロさは感じられない。 (笑)

有名な写真家が撮ったものらしい。

膝元のハイビスカスは取り除いた方が良いのでは ?


2013年03月09日 06:59
懐かしいディープキール艇

年末に2回、今年最初の三浦市シーボニアの出張。
出張と言うからにはお仕事。
バルティック52の商談である。

懐かしいディープキールのヨットが修理の為上架中。
ケイセブンであった。

ほとんどが水面下。
まるでコンクリート桟橋、氷山のようである。

竜王、カムシン等、あの頃S&Sデザインの木造艇が加藤
ボートで沢山造られた。

30年以上前の名艇を、今なお手厚くメンテナンスする
OWNER方々。

やはり日本のヨット文化の頂点は関東なのか。


2013年03月03日 22:16
HULL コーティング

船底の汚れと同様、HULLの雨だれは、OWNERとして大変気になるはず。

特にトウレールが不連続の場合顕著である。
ベネトウ社のヨットに多い。

専用のスポンジでも作業が難しく、雨が降ったらやらなくてはならない。
そのうち、取れにくくなる。

ベネトウセンス50のOWNERは車屋さんなので、くるま用のコーティングをほどこした。

根本的な解決ではないが、スポンジ作業をマメにすれば解消できる。

綺麗好きなOWNERは、まずトウレールが連続しているヨットを選ぶべきでしょう。


ツインラダー、チャインHULLは流行らしい。

2013年02月27日 15:57