1/25(月)、ウイークデイになったので、プロダクションヨットを一通り見た。
特にババリアが、ボートと共に展示し、ブースの特等席を占領していた。
勝負に出たのだろうか ? (笑)
Hanse315が "BOAT OF THE YEAR" を獲得したので、入念にチェックした。
個人的には、大型高級艇に興味があるので、今回10年
ぶりの出展であるSWAN60Sを皮切りに、CNB76, AMEL55, OYSTER575を見た。
大型高級艇は、「NO APPOINTMENT お断り」 であるが、名刺を見せ、そのヨットを褒め、日本のお客さんに是非紹介したいと言えば、すぐ営業担当者を呼んでくれる。 (笑)
これらのブースには、デザイナーのジャーマン・フレーズも顔を出していた。
この場に居れるだけで、別世界に行ったような気分に
なり、心地よさを感じた。
よく安心して外洋クルージングするにはどんなヨットが
良いのだろうか ? という質問を、フローティングショウ
等で受ける。
予算を度外視すれば、HR (ホーベルグラッシー),
OYSTER, AMELを提案しますが、今回もAMEL55を
見て最右翼と感じた。
ロングレンジ航行に特化したボートであることを、
改めて再認識できた。
惚れ込んでしまった AMEL55 。
縦長の連続窓が美しいOYSTER575。
1/23~1/31は、INDOOR最大規模のドイツ・デュッセル
ドルフボートショウ。
今年も4日間の予定で、1/23の初日から会場に入った。
土、日は非常に混雑するので、ヨット見学は後半にし、
小物・ウェア・メガヨット・チャーター・デザインブース・
絵画アート等から、じっくり見学を開始した。
ドイツのマリンウェアメーカー、MARINE POOLの展示
はユニークだ。
SHOW ROOMでナイスデコレーション。
お客を引寄せて、となりのホールに吊るしの即売場を
設ける手法。
おもわずオシャレカッターと、セーターを買ってしまった。
ブランドに弱い、我が性格。 (笑)
メガヨットのホールに行った。
昨年より大型艇が増えている。
本船を思わせるバルバスバウ。
最近の流行は船首の形状。
直立のラインが増えている。
極端なのは、まるで船尾ではないかと思ってしまうバウ。
YAMAHAのピアノがあった。
確認したら、やはりメガヨットブースに初出展との。
価格は小型のグランドピアノで約500万円。
以前女性のランジェリーコーナーもあったが、
同じ発想なんだろうか ?
いや、もう少しマジメなんだろう。
ピアノは手動でも、自動でも弾かれる。
大きな船室を、持て余す事無く活用してもらうために、
楽器メーカーまでも、参入してくるこの世界。
デザインブースではVOLVO OCEAN RACERを建造して
いる、イギリスのメーカーの人と話ができた。
スケアトップメインは、上半分しか仕事してないのでは ?
とか。
"J" をあんなに長くして、操船は大丈夫 ? とか。
会場を見学すると、ほんとうに多種多様な、
マリンカルチャーに触れることができる。
好きだ、嫌いだという、自分のフィルターを通さず、
すなおに受け入れる事が出来た。
本船ではありません。メガヨットです。
メガヨットに日本メーカーが。初めてではないか ?
船尾のような船首。
好きな作曲家は文句なく モーツァルト。
好きな画家は ピカソ。
残念ながらピカソの事は、多くは語れない。
そう、確かに勉強不足。
ふくやま美術館の特別展 「ピカソ展」 に行った。
今年の一月、二千数百点を所蔵する、パリのピカソ美術館に行ったのにまだまだ観たい。
自分の中には、征服欲があるらしい。
同一ブランドの衣服、カバンを買いあさる。
ピカソのデッサン力には魅せられる。
特に10代の頃の。
少ない線で、見事に立体感を表現する。
そんな素養があったから、キュビズム(立体画)に
移行していったのかな ?
やはりこの 「剣を持つ男」 が印象的だった
10/2(金)~10/4(日)、横浜ベイサイドでの
フローティングヨットショウに出掛けた。
ウインクレルの営業応援である。
今年はHanse345、Hanse455を出展。
特にH455は、国内初お披露目である。
輸入元ウインクレル社の、このデモ艇は多くのオプションを
装備し、ハル塗装、チークデッキを加え、見栄えを増していた。
Sun bed クッション、バーベキュウ用コクピットグリル・シンク等、チャーターボートそのものである。
チャーター会社の所有するヨットの中で、45FTクラスが
一番多いのもうなずける。
ほとんどの装備が着けられるMin.Sizeなのであるから。
H455はH445をモデルチェンジした、最も新しいデザインである。年間60隻進水は人気のあかし。
・ さらに豊富なオプション点数。
・ イノベーションデザイン。(例えばバルクヘッドをカーボン補強することで、マストサポートを廃止。サロン空間をより豪華、エレガントに。)
昨年にくらべ、購入を真剣に考えているお客様が増えて
いるような感じがした。
一時のユーロ安からもう3年経過してるので、
あの買い控えを多分忘れかけているのでは ?
新艇がもっと売れることが、国内ヨット界活性化の
絶対的条件の一つであることは間違いない。
瀬戸内海、沖縄等のチャータービジネスが今後10年位で、軌道に乗るだろう。
チャーター会社がまとめて新艇を買い、数年後には
中古艇として市場で再販される。
新しいマリンビジネスモデルが増えて来るのでは ?
決して日本ヨット界の未来は暗いものではない。
まじめにやって行こう !! (笑)
H455はモノハルでは出展最大
ステアリングベンチの下はバーベキュウ用
グリル内蔵、左舷側はシンクが
Sun bed クッションの収まりも良い
昨年に引続き、釜山国際ボートショウに出掛けた。
釜山フェリーポートが、地下鉄一駅分、移動していた。
8/31にOPENしたらしい。
知らなかった。
韓国の素早さに、脱帽。
昨年(初回)にくらべ、出展数が少ない。特に海外からの。
出展の際の得点(ホテル、通訳、ブースFee 等)が
あっても、O/Pが出なければ長続きはしないかも。
韓国ガンバレ !!
ついでに日本も。 (笑)
今年の5月、韓国初の単独無寄港世界一周を成し遂げた
Kim Seoung Jin さんのコーナーが賑やかだ。
彼と話した、
「クロアチアでオセアニス423を買い、韓国まで
シェークダウンを兼ねて回航した。その後準備を整えて、
出港した。209日かかったよ。遅いのかな ?? 」
いかにも韓国人らしいスピーディな、挑戦だ。
微風の中、韓国を出港
今年の3月、モーツァルト協会を通じて、9月の英国
ロイヤルオペラの引越し公演の案内があった。
出演者を見て、びっくりした。
ダルカンジェロ、ヴィラゾン、ディトナート等、
世界のトップクラスのオペラ歌手が来るのではないか。
即、55000円のS席を予約した。
こういう時は、ほとんど迷わない。
本能のおもむくまま。 (笑)
9/13、朝の新幹線で渋谷のNHKホールに向った。
2日前、関東に震度4の地震があったので、
余震が少し心配。
案の定、開演前に、地震が発生したら、演奏を途中で
止めることもある。との
こんなことを言うオペラハウス、世界にないのでは ?
東京に住んでいる人は、怖くないのだろうか ?
なぜ引越ししないのだろう ? (笑)
まずオーケストラがすばらしい。
配役がほとんど適役である。
ハイテクを取り入れた演出も見応えがある。
ひさしぶりに体内から湧き出る、「幸せ感」を感じた。
中央がドン・ジョヴァンニ役のダルカンジョロ
一年で、ほんとうにセーリング日和の日は、
数えるほどしかない。
9/11、朝の散歩時今日は絶好のセーリング日和だと、
まさに感じた。
鬼怒川の氾濫で、心が曇っていたが、
車を観音マリーナに走らせた。
私は仕事がら、回航はよく乗る。
今年も遠州灘を2回、玄界灘を5回走っている。
但し、セールを上げても、ジブまたはメイン。
そして常に機帆走。
昔やった純粋なセーリングへの、望郷みたいな
ものが、最近湧いてきた。
このままずっと海に居たい !!
マリーナに帰りたくない !!
そう、そんな感じ。
ヤマハ23Ⅱが8/末、手に入った。
このサイズなら、ファーラーも、オーパイもいらない。
自分のハンドリングでなんとかなる。
マリーナの桟橋で、一人でもセールは畳める。
セーリングしながら頭の中は、モーツァルトピアノ協奏曲
9番「ジュノム」の第2楽章が流れる。
当時21才の、モーツァルトの恋心をあれこれ瞑想
しながら。。。。 (ジュノムは女流ピアニストの名前)
そうなんだ、こんな時間を大切にしなくては !! (笑)
ジブはレギュラーが良い。
タックが簡単、風下の見通しが良い、畳むのが簡単。
8/21午後4時、韓国釜山に向けて、TAKAI37CCが
広島観音マリーナから出港した。
オーナーはソウルのドクター、クルー4名で総勢5名。
金曜日の夕方に出港すれば、日曜日の午前中には
釜山に入港できる。
クルートレーニングには、最適の行程である。
瀬戸内海の島々、玄界灘。
ナビゲーション、セーリングの教材としてはGOOD AREA。
関釜フェリーで下関に8時到着、小倉へJRで移動後、
のぞみに乗れば午前9時半過ぎには広島到着できる。
韓国総領事館で仮国籍証書取得、税関にて出港届、
入管にてパスポートスタンプ、そして食糧・燃料積込。
夕方には十分出港できる。
ヨットを通じてお隣の韓国と、これからも仲良くやって
いきたいものだ。
彼らはガラスキの広島観音マリーナを
どう感じたのだろう ?
玄海灘を通過して、平戸に向かう場合、我々はよく呼子
と、その沖にある小川島・加唐島の間を航行する。
呼子の北側に加部島があり、のどかな牧場が
眺められる。
青々と茂った牧草。
放牧された10数頭の牛。
岬にある展望台。
こんな風景は中々見られない。
しかし、そのすぐ西の半島に玄海原発が存在する。
福島の事故以来、原発は自然を破壊することが、現実
として暴露された。
自然環境の良い所ばかりにある原発。
その景色に違和感が増すばかり。
一度あの展望台から、海を眺めてみたいものだ
7/12の午後10:30、ウィーン中央駅から夜行寝台列車に乗込んだ。
駅構内には、Freeの Wi-Fi が完備していたので、パソコンを使う事ができた。
新しい駅のあるべき姿かも知れない。
寝台列車の切符は、日本でドイツDBサイトで購入、郵送
してもらっていたので何も不安はなかった。
ただ列車の到着が遅れると、ホームナンバーが変更になる可能があるので、それには注意していた。
幸い定刻通りに、ベルリン行の列車は入ってきた。
4人部屋は、私のみの乗客であった。
翌朝目が覚めたのは、ドレスデンあたりであった。
午前9時、ベルリン中央駅に到着。
駅構内のいつものお店で朝食。
ここまで来れば一安心。
おもわずビールを頼んでしまった。
別の列車に乗り換え、ハンゼヨットのある
グライフスバルト駅に着いたのは、午後1時半。
ホテルに荷物を置き、工場に歩いて行った。
ウインクレルの的野氏達は列車遅れで、1時間後到着。
すでに到着していた135°EASTの門田さん、バンデ大橋
さんらとビール、ワインを飲み始める。
一人旅の緊張から解放されたのか、酔いがいやに回る。
毎回そうである。
ウエルカムパーティーの後どうやってホテルに
帰ったのか、まったく覚えていない。
当然二日酔い。
今年のDealer Meetingの目玉は、New Hanse315 及び
New Hanse675である。
一号艇の建造が、それぞれ着々と進んでいる。
Hanse675はすでにトルコから受注があったとか ?
納期リードタイム、価格で、CNBやOYSTERと競い合える
はずだ。
New Hanse315は、325を発展型にしたものだ。
2-Steeringを備え、345を小さくした形状である。
Day Sailing, Size Down , New Sailorを対象にしている。
来年3月の横浜国際ボートショウには出展される。
Hanse Yachtsは元気である。
ディーラーである我々は、日本国内の販促の為、
新たなMarketingを模索しなければならない。
New Hanse315の一号艇HULL
New Hanse675 の一号艇HULL
本社工場からNew Hanse675のコンセプト説明