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2017 ニュー・イヤーコンサート

ベエネズエラの指揮者、グスターボ・ドゥダメルを初めて
見たのは、数年前に見たU-TUBEである。

バイオリンニスト、ヒラリー・ハーン演奏のモーツァルト
バイオリン協奏曲第3番が、大好きで時々聴いていた。

ハーンの演奏もすばらしいが、その第一楽章のテンポが
絶妙で、大変心地よかった。
決めるのは、やはり指揮者である。
ドゥダメルであった。

その時は好感を持っていた程度であったが、大晦日に
彼がニューイヤーコンサートの指揮者であることを
知って驚いた。

現在35才。
20代からウィーンフィルと共演しているらしい。
私の耳に、狂いは無かった。 (笑)

指揮ぶりを見ていると、カルロス・クライバーを
彷彿させる。

すべてのテンポは心地よい。
老若男女、若い才能の出現をどんな世界でも望んでいる。


若いクラシックファンはたまらないだろう

2017年01月01日 21:48
島津亜矢が "凄い"

私は音楽のジャンルに、優劣はないと思う。

「昭和歌謡」は、日本音楽文化の宝物である。
クラシック音楽も、作られた当時は流行音楽であった。
普遍性のあるものは、残り続ける。

そういう意味で、「昭和歌謡」は日本のクラシック音楽に
成り得る。

持ち歌の歌手が亡くなったり、高齢で聞くに堪えない歌に変貌している昨今、遅まきながら島津亜矢を知った。
ゴメン。。。。    でも間に合った。  (笑)

 ・ うまい、とにかくうまい。 天性の歌ごころ。
 ・ ツヤのある高音。 そして豊かな声量。
 ・ 実に丁寧に歌い上げる。 決して崩して歌わない。

多くの演歌歌手は、線の細い音色・音域を持っている。
持ち歌なら、それも個性かもしれないが、カバー曲では
よりオーソドックスさが、歌のクオリティをあげる。

彼女の場合、すべての音が抜けて響く。
だから歌われたカバー曲は、良質の演歌に再生される。

デビュー30年、大きなヒット曲に恵まれず、沢山の難しいCOVER曲を歌い込む事で、返って彼女の歌唱力に磨きが掛かったのでは、と推測できる。

私、音楽評論家 ? (笑)


今の時代、世相から演歌のヒット曲は、もう生まれにくい。
自信のある若い演歌歌手は、もう持ち歌なんかを頼りに
せず、COVER曲で堂々と、歌手として勝負したらいい  !!

高齢化日本、彼女のように「昭和歌謡」を美しく歌い上げる
歌手は、日本の宝である。


来年は是非、彼女のコンサートに行ってみたい

2016年12月25日 16:00
アルフォンス・ミュシャ展

12/18, 呉市立美術館の特別展 「アルフォンス・ミュシャ」(1860 - 1939) に出かけた。
以前、他の美術館でも見ているから、2度目と思う。
もちろん、その都度勉強になる。

チェコ生まれのミュシャは、ウィーン・ミュンヘンで歴史画家を目指していたらしい。

歴史画はその当時、絵の中では最も格が高い。
きっと類まれなる、才能だったんでしょう。

パリの舞台女優サラ・ベルナールの、演劇ポスターを制作したことをきっかけに、グラフィックデザイナーになるとは。。。。

時代の流れなんでしょう。

丁度、オペラ作曲家を目指していたが、ミュージカル・映画音楽の作曲家になるのと一緒かな ?


ヒップラインが、ゾクゾクする <桜草> 1899年

2016年12月20日 11:19
メト・ライブヴュー "ドン・ジョヴァンニ"

2016/17、メト・ライブヴューの2作目、"ドン・ジョヴァンニ"を映画館に観劇に行った。
これは2016.10.22、ニューヨークメトロポリタン・オペラハウスでの公演を収録編集したものである。

モーツァルト、いやオペラの中で最も好きな演目である。
何しろ、最初から最後までアリアの連続。
しかも登場する6人の配役(男性3人、女性3人)にほぼ均等に割り当てられている。
モーツァルトの作曲能力は、別次元である。

演出が時代とともに、3人の女性ドンナ・アンナ、ドンナ・エルーヴィーラ、ツェルリーナが過激化してきている。
特にツェルリーナは、1980年代演出は純情な乙女そのものであったが、最近は小悪魔の様相である。

両面とも、正解なんでしょうね。 (笑)


ツェルリーナとドン・ジョヴァンニ

2016年12月09日 14:44
串本町トルコ記念館

昔、トルコの軍艦が潮岬辺りで難破し、日本人が救助した話は漠然ながら知ってはいた。
紀伊大島にトルコ記念館があるのを知ったのは、10月下旬回航で串本港に立寄った時である。

12/3夜、芦屋マリーナでイベントが終わった後、和歌山まで走り、翌日は由良、御坊、周参見、そして串本まで車で足を延ばした。

ヨットで今までに訪れた漁港である。
苦労して入港した漁港ばかりである。
50年近く前の思い出も、蘇えってくる。


1890年9月16日夜、トルコ軍艦(木造)エルトゥールル号は熊野灘で台風による暴風雨に遭い、紀伊大島東端の岩礁で難波、587名が殉職、69名が日本の漁民に救助された。

私、ヨット乗りとして美談では済まされない。
これは天災ではなく、紛れもなく人災である。
航海日程を優先し、安全を疎かにした結果である。
成功が続いていても、ちょっとしたミスが命取りになる。

艇、乗組員の安全が第一で、時間は二の次である。
これはいつの世になっても、変わるはずがない。

自然は自分の思うようにはならない。
やっかいなものである。
いつも肝に命じておかねばならない。



潮岬を通過する時は、この遭難現場を思い出すだろう
高台の慰霊碑からは、いつも潮騒が聞こえる

2016年12月06日 11:30
上原ひろみジャズコンサート

ジャズピアニスト上原ひろみを初めて知ったのは、
小澤征爾が今年グラミー賞を受賞した際、
今までに日本人が何人受賞したのか検索したときである。

2011年にクラシックのピアニストの内田光子と一緒に受賞している。
なんと、私の生まれ故郷の静岡県浜松市ではないか !!
にわかに、親近感を持ってしまった。

それ以来何枚かのCDを聴き、U-Tubeを見たりした。
アップテンポで、メロディックなフレーズがたまらなく良い。
バークレー音大の作曲科出身もうなづける

ドラムのサイモンも、多彩なドラミングを表現する。


とにかく、彼女達は精魂込めて演奏してくれた。
会場はスタンディング・オベーション。

あっという間の2時間であった。
感動を有難う !!


2016年11月23日 23:07
ACワールドシリーズ海上観戦

11/18~11/20、ルイヴィトン・アメリカズカップ・ワールドシリーズ福岡大会が、博多湾で開催された。

幸運にも海上観戦のチャンスを頂いた。

小戸ヨットハーバーは、レース艇 x 6 のベース。
間近に見る事ができる。

メンセールは飛行機の翼に瓜二つ。
とても美しい。

ヨットハーバーの混雑ぶりは前代未聞らしい。
特に、女性用トイレは長蛇の列。

次回からは、簡易トイレも必要かも。(笑)
観戦艇が出港した後の、桟橋はもぬけの殻 ???

ヨットのSPEED UPがめまぐるしい。
 アメリカズカップ。
 ヴェンディー・グローブ。
 ボルボオーシャン。

ひょっとすると、若者が興味を持ち、ヨット人気が回復するかも。。。。。 (笑)



メンセールを下ろせないAC45F、翌日まで振回し係留。


小戸マリーナの沖、朝日に輝くマサシク `ASAHI`

2016年11月23日 13:56
メト・ライブヴュー "蝶々夫人"

朝から真っ青な空。
今日はメト・ライブヴュー 「蝶々夫人」の観劇予定。

セーリングもしたい。
天気が良ければ、セーリングする習性になってしまった。
開場直前まで、外で空を眺めていた。

今回も泣いてしまった。
蝶々さんの、生き様・死に様が、ストレートに伝わってくる。
硬派の私にとつては、直の事。 (笑)

最初にこのオペラを見た時は、日本人が白人に手籠めにされている感じがして、不愉快さを覚えた。
しかし今はその逆で、完璧な日本人女性を描写している事に、快感すら感じる。

作曲家プッチーニの持つ表現力に、改めて驚きを感じたと同時に、蝶々さんを演じたラトビア出身の、クリスティーヌ・オポライスの演技力に感動した。

「トゥーランドット」は北京、「蝶々夫人」は長崎・、オペラ題材としてその地名が永遠に残るのは、うれしい事である。


「異民族の文化は、知ることはできるが、理解することは
できない」 とよく言われる。

異民族の物語を取り上げたオペラは、どんな日本人愛好家でも、「忠臣蔵」のように理屈抜きに感じる事には、無理があるのでは ?

そのうち、私は日本の文化に、関心を持つに違いない。


観る度に、旬な歌手との出会いがある

2016年05月12日 20:59
Oyster825のキール脱落事故

2015.7.3、地中海スペイン海岸5マイル沖で、
2014年進水のOyster825の2号艇が沈んだ。

事故報告がやっと、"Yachting World" 5月号に
掲載されていた。

全長82ft、船体重量約70T、キール18.4TのFRP艇。

Oyster Yachts と言えば、堅牢で信頼性の高いヨットの
はず、なぜこんな事故がおきてしまったんだろう ?
風速18kt,波高1.5mの悪天候ではない海域で。

ヒールすることにより、20Tに近いキールが起こすベンディングモーメントにより、オーバーラミネイト部を破壊し、ボトムスキンもろともむしり取ってしまっている。

横転・沈没するのに、そんなに時間は要らない。
実際、五六分の出来事であった。
スキッパーの冷静な対応で、犠牲者は出なかった。

原因はキールをささえる構造物の強度不足。


今まで我々は、ブランド名、大きさ、堅牢性(重さも含む)等で、安全性を評価している帰来があった。
これは全く根拠がない事に気が付かなければならない。

重いヨットは、当然キールも重くしなければならない。

横幅を大きく、フリーボードを高く、各種の追加装備をつければ、船体は当然重くなる。

昨今のプロダクションヨットの方向性に、
疑問を持ってしまう。

80ftをカーボンハルにすれば、船体重量は
約30tで出来上がる。
キールウエイトは、10Tで収まる。

ヨットは軽く、シンプルに建造するのが基本では ?
SPEEDはもっと上がるはず。


構造破壊図


引き上げられたキール

2016年04月21日 17:12
ヴェネツィア展

海とか、島とかは、とにかく好き。
テレビで、海・島が出てくると、釘づけになる。

一昨年の夏、ヴェネツィア・ヴェローナに行ったので、今回のひろしま美術館特別展、「ヴェネツィア展」は、心待ちにしていた。

美術品よりも、アドリア海の干潟に杭を打って、
島を作ってしまった事に、驚嘆する。

ドイツ・リューベックのように中洲に国を作ったとは
わけが違う。

とてつもない時間と、苦労があったに違いない。
人間は無限の能力を持っているに違いない。


おりしも、熊本地震が勃発し、困難が立ちはだかる。
地震国日本は、作っては壊れ、作っては壊れの歴史の
はず。

希望を持って、また作り直すしかない。


モネの 「ヴェネツィアの大運河」

2016年04月17日 15:01