MET の2作目はヴェルディの <オテロ>。
原作はシェークスピアの「オセロ」。
私にとってかなり難解なストーリーである。
いや、まだまだ勉強不足であろう。
単なる嫉妬、愛憎の物語なのか ?
社会矛盾、人種、家父長制が横たわっているはず。
私の持つDVDは、映画化された<オテロ>。
オテロがドミンゴ、デズデーモナがリッチャレッリ。
監督はゼッフィレッリ。
1986年製作のベスト・キャスティング。
戦後、文化のピークは世界も日本も1980年代では ?
太り過ぎのオテロ(将軍)役ボータ、最盛期をかなり
過ぎたデズデーモナ(若妻)役はフレミング。
歌えれば容姿、バランスは、二の次の感がある。
従って臨場感が伴わない。
METといえども常にBESTは難しいのだろう。
消化不良なので早速、Amazonに「オセロ」の単行本を
クリッリした。 (笑)
フレミングのしゃくりあげる歌唱には違和感を感じる
11月からいよいよ、MET Live Viewingのスタートである。
この企画は、メトロポリタン歌劇場のライブ録画を一か月弱で映画化し、全世界に配信するというハイテクを使用した、いかにもアメリカ人らしい大胆なものである。
全12作の内、第1作目はドニゼッティの<愛の妙薬>。
従来のドタバタ喜劇から、恋物語風にアレンジした演出。
昨年と同様、売れっ子ソプラノ、アンナ・ネトレプコの登場。
ふくよかさは相変わらず。
しかし声量は昨年よりも、より豊かになっている。
恋人役ネモリーノの歌う有名なアリア「人知れぬ涙」には、
私も涙が出てしまった。とてもうまい。
多分聴衆は耳をそばだてて聴いているのだろう。
自身の持つDVDでは、このアリアにアンコールシーンが
ある。
METのオペラは舞台にお金を掛けているだけあって、
臨場感があり、とても見応えのある出来栄えであった。
感動の余韻が残る昼下がりは、何も仕事をする気に
なれなかった。 (笑)
アディーナ役のロシアの歌姫、アンナ・ネトレプコ
快活な彼女はアメリカの舞台を楽しんでいるようだ。
新西宮マリーナ ~ 福岡マリノアまでの回航。
新艇納船の為、日中のみの運行である。
瀬戸内は漁網が多く、かなり神経を使う。
300マイルを4日間。一日平均75マイル。
朝6時出港、夕方まで目一杯走る。
入港の11/3、博多湾には5~6隻ヨットがセーリング。
少なくとも広島よりは活発だ。
博多湾、玄界灘、対馬、五島、釜山、済州島等。
最高のセーリング・クルージングのゲレンデ。
3日間以上海にいると、陸上の事を忘れてしまう。
1週間前の事が、1か月も経っているかのように。
それだけリフレッシュしているのだろう。
舵は殆んどオートパイロット。ひたすらワッチに専念。
朝の伊予灘を機帆走。
在庫艇の中にJ-24のセール5枚があった。
かなりコンディションが良いので別売りしても良いかなと
思いUPしてみた。
詳細は;
メイン: 2001年製、 程度良好(パリパリ状態)
ジェノア : 2001年製、K/M、程度良好(パリパリ状態)
レギュラー: 2001年製、、程度良好(パリパリ状態)
0.75ozスピン: 2002年製、程度良好(破れ無し)
0.75ozスピン: 1998年製、、程度良好(破れ無し)
メーカーはすべてクォンタム製。
価格は5枚で150,000円です。
関連サイト
http://chukotei.jp/cgi/index-p.shtml?mode=kob&n=883&page=1
数回使用のメインセール。
横浜フローティングショウの2週間後は
西宮フローティングショウである。
これは一部の関係者のみ知っている事。
肝心のお客様はほとんど知らない。
明らかに宣伝不足。
出展艇数は12-3隻。
おまけに半分以上は販売用中古艇。
そんな中、進水ホヤホヤのHanse415は人気の的。
「なんて広いんだろう」 、「そんなに高くないねえ」
このフローティングショウの企画を根本的に見直さないと
いけないと思うのは、私だけではないはず。
横浜/西宮フローティングショウを通じて、明らかに
ハンゼヨットのお客様評価はUPしている
広島県立美術館の特別展、"世界遺産ヴェネツィア展`に行ってみた。
8月に北ドイツのリューベックに行って以来、島とか中州にできた中世の国家、都市に興味が出てきた。
貿易で富を築き、外部とは独立性をもたせ、栄えていく。
島内の規律の確立。
水路、海が城壁代わりとなる。
文化・芸術も発展していく。
そしていつかは滅びていく。
ヨットが大きくなれば、フリーボードも高くなる。
サイドゲート無しでは乗り降りが困難となる。
増してや、ヨットマンが高齢化しているのだから。(笑)
殆どのヨットがドックハウスの後端あたりが
サイドゲイトの位置である。
コクピットに近いし、最大幅近辺でもある。
ところが、最近マストのアッパースティ近くにある
サイドゲートを時々見かける。
スティを保持して、乗り降りする事を提案しているかな ?
特にスプレッダーを長くし、アッパースティを舷側に持って
くる新艇が増えているのだから、このアイディアはもっと
拡げるべきでは ?
サロナ44のサイドゲート
台風17号が夕方にやってくる。
午後には展示会は中止し、避難移動となるだろう。
午前中、なかなか集中して来場者対応ができない。
少しずつ片付けを併行して行う。
ファーラージブ、ドジャー、ビミニの取り外し。
幸いメガヨットの、80ft空バースに避難できた。
初めて入ったこのバースは何か別世界。
常駐のボートキーパー、白人女性、
着飾ったセレブ風夫人、そして老紳士。
ここなら大丈夫。
多分やり過ごすだろう。
しかし、あっけない幕切れとなってしまった。
人気の的、X ヨットのXp-38
速そう !!
台風18号が去ったばかりなのに、今度は17号の襲来。
今日は貴重な一日。
明日は台風対策で、多分展示はできないだろう。
朝からかなりの来場者。
異口同音に、H325の広さに驚きの歓声。
多分昔のヨットを所有しているのだろう。
この方々が乗り換えてくれたら、日本のヨット界も
一変するだろう。
庶民にとって一千万円超の買物はなかなか難しい。
特に係留料が高すぎる関東では。。。。。
手前は、ひときわ豪華なタータン400
いよいよフローティングショウのスタートである。
ウインクレルはH325、H385を出展。
私はH325を担当。
お客さんの数が少ない。
午後からはポツポツの感じ。
近い将来、ヨットを始めたい年配者に何人か接客。
定年したら、山口に帰ってのんびりとヨットでも。。。。
在職中にヨット教室に通って準備したい。
商品説明というより、お互い人生を語り合う感じかな。
AWL塗装+コーティング、魅力タップリのH385