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クルージング & ヨットレース

釜山クルージング2006(4月27日) - 厳原入港

15:00 対馬 厳原港に入港。

厳原での宿は、友達の田中和尚の西山寺ユースホステル。
田中和尚は東京で宗教活動中の為、奥さんと長男さんでお寺、ユースホステルを運営。厳原港を一望できる眺めの良い所。奥さんが「ボートの入港が見えましたよ」と連絡があった。
丁度、「オペラ」「蝶々夫人」の長崎のグラバー邸の感じ。

最近プッチーニのオペラに、はまっている私にとって、西山寺の庭から見る厳原港はまるで 蝶々夫人になってしまったよう。


4/27 対馬 厳原港


4/27 ユースホステル 西山寺


4/27 西山寺からの眺め

2006年04月27日 10:38
釜山クルージング2006(4月27日) - 新門司マリーナ入港

9:40 給油の為、新門司マリーナに入港。
10:30 関門海峡を通過。波のない玄海灘を対馬の厳原をめざす。


4/27 新門司マリーナで給油

2006年04月27日 10:36
釜山クルージング2006(4月27日) - 出港

05:30 呉の吉浦、マグナムマリーナ出港。
殆ど波のない瀬戸内海を22KNTで関門海峡をねらう。


4/27 平穏な瀬戸内海を走る

2006年04月27日 10:34
釜山クルージング2006 - クルージングガイドとしてのスタート

押しせまった2005年12月、昔からよく知り合いのボートオーナー伊藤さんと会話した。
”来年の5月の連休、マリーナのカジキ釣りも良いけど今年はすでにカジキ釣っているしね・・・・・”
”伊藤さんあと何回元気な夏が迎えられるの?毎年毎年同じ事して!! ボートで釜山クルージングでもしましょうか?”
”よしそれで行こう” 正月の3日伊藤さんがマリーナの各マリーナにその事を公言された。もうあとには戻れない行くしかない。
ヨットで朝鮮半島3辺の海岸線を走破した後、具体的な目標がなかった私にとってその時より多くのオーナーに韓国クルージングを楽しんで頂きたいという思いが平行して沸いてきた。ボート(ヤマハPC36)の国籍証明書、臨変、ネズミの駆除免除、対馬、韓国へのCIQ依頼、ホテルの予約等準備は整い、4月27日の出港を迎える事ができた。


4/27 吉浦マリーナ出航前のノルディック

2006年04月26日 09:52
傷心の韓国東海岸クルージング(5月12日)

5/12
11:00 境港公共マリーナ入港。

クージングとは何だろう?
それは、船旅。美しい海、島々を見て寄港地では人情に触れ、おいしいものを食べる。TOTAL的に非日常的で感動の世界であってほしい。
竹島問題があるとはいえ、東海岸は感動を与えてくれなかった。
足掛け4年で韓国の海岸線をおおむね、クルージングできた。塚原オーナーに感謝の念で一杯です。
私たちはこれからどうするだろう。
多分、南、南西海岸の島々をもっとていねいにクルージングするチャンスを作るだろう。
そして、日韓海洋文化の交流に少しでも役に立てばと思っている。


境港公共マリーナに無事帰港した「ホライゾンⅢ」

2005年05月12日 09:24
傷心の韓国東海岸クルージング(5月11日)

5/11
14:00 ウーロン島の方角から軍用機が飛んできた。旋回して帰っていったが、同じ事が3回~4回繰り返された。


上空には軍用機が偵察

2005年05月11日 09:22
傷心の韓国東海岸クルージング(5月9日)

5/9
06:00 フッポ出港。昨晩保安庁でウーロン島の管轄がトンヘである事を知り、ウーロン島・竹島に近づけるか、上陸することができるか確認するためにもトンヘ出港を目指した。
とりあえずこれからは、日本国旗は展開せず。途中トンヘに海上保安庁より電話があり。トンヘ入港後は撮影禁止のお達し。おまけにいつ出て行くのかと。全く招かざる客に北に上るほどになってしまった。

フッポでの活動家との論戦!ヤンさん強し!
予想外の竹島問題の波紋。韓国における竹島問題の当事者はどうも活動家と漁民のよう。フッポの漁協の建築物らしきところでも竹島のタレ幕がおりていた。
いろんな観点から領有権の主張はあると思うが、この際両国が知恵を出し合って、ワールドカップのように共同運営というわけにはいかないものか?人間の住めない島か岩かわからないものを争いの種にするのは愚かな事に思えるのだけど。
当初の計画は、ソクチョまで上がろうと思っていたが、トンヘから境港に帰ることに変更となった。

14:30 トンヘ入港。大問題発生!!
釜山出港時、釜山の入管にも出港届を提出しなかったため、トンヘで日本出国手続きのパスポートが押せず、罰金5万円と交換条件となってしまった。確かに法律は韓国内の移動にも入管に出港届が必要と。以前のクルージングから法律が変わったわけでもなく、やはり東海岸という特殊事情なのか?
夜、ヨットの中で、オーナーと明日入管に出向き抗議する作戦を立てる。


日本国旗は展開せず


トンヘ(東海)入港。係留

ウーロン島にもとても寄港できない状況である。昨日の罰金問題も竹島が多分に影響しているらしい。この問題がなければ単なる警告で収まったはずと近くの公務員が言っていたらしい。やはり、招かざる客である。
トンヘ在住のリーさんが訪問してくれた。自作ボートで韓半島をくまなく巡航された経験を持つ韓国では有名なシーマンである。短い時間だったが、トンヘにある“冬ソナ”にロケ現場に案内してくれた。韓国人の持つ、BESTを尽くす接待が伝わってくる。
この辺の海岸はすべて防護ネットがはられ、北朝鮮からの侵入を警戒している。あらためて東海岸の持つ特殊性を感じた。
リー先生も、ウーロン島にも竹島にも近づかない方が良いというコメントであった。
17:00 トンヘ出港
コース95°、一応ウーロン島をねらうが、保安庁より、もう30°右へ振れというVHFが入る。どこで見ているのだろう。艇速までキャッチされている。

日本入国は境港に決定したので、念のため連絡すると、入国24時間以上前にFAXで“保安通報”を流さないと、SOLASの法律違反となるというではないか。昨年7月からの法律改正なので、どうしても守ってほしいとの事なので、仕方なくトンヘに戻り、港湾管理事務所のFAXを借りて、“保安通報”を流す。
22:30 再出港。入管が終わっているので長居は無用。

2005年05月09日 09:18
傷心の韓国東海岸クルージング(5月8日)

5/8
06:00 ウルサンのジャンセンポ出港。
南西の風弱く、昨日の北東のウネリが残る中、7ktの機走でチャンギ岬を目指す。保安庁がまたついてくる。竹島を見に行くと言ったのでこんな事になってしまったのか?
12:00前、北緯36°クロンポの沖でアリランレースから帰ったばかりの広島のお客さまより、エンジンの海水ホースから水漏れがあり、かなり浸水しているとの連絡あり、すぐにマリーナ近くのエンジン屋さんに行ってもらい破けたホースの修理をしてもらった。その夜はお客さまとケイタイメールで連絡しあった。何とケイタイメールが日本とできるのだ。ほんとに便利な世の中になってしまった。


フッポでの活動家との論戦!ヤンさん強し!

16:30 フッポ港入港と同時に竹島問題と思われる活動家数人が岸壁で大声でどなっている。どうも“日本のヨットマンが竹島に行く”といううわさがここにも流れているようだ。
ここで用心棒のヤンさんの登場!!ヤンさんの顔と声に活動家は負けてしまった。クルージングという世界ではない。笑ってしまう。これから先どうなるのだろう。お風呂に行き、そして、イケスのある刺身店の2階で夕食。刺身はやはり日本式が口に合う。結局、野菜とまぜてサラダ風にして食べてしまった。
店のアズヌ(おばさん)を口説き、いっしょにカラオケに行く。歌って、踊って、チップも入れて、8,000円。たぶん、安いと思いますよ。

2005年05月08日 09:14
傷心の韓国東海岸クルージング(5月7日)

5/7
チャンギ岬の手前にある「クロンポ」を目指して釜山ヨットハーバーを8:00に出港。雨模様でかなり寒い。
リゾート地「海雲台」の沖は暗礁が多いので、十分沖を航行。今回のメンバーはオーナーの塚原さん、クルーの能村さん、済州島ソギッポのヤンさん、そして私の4名。
東海岸を上り、北緯38°0′のソクチョまで行き、帰りは境港に入国する計画である。北朝鮮との国境が約38°30′だから、20マイル手前まで上ることになる。
ヤンさんは、オーナーが竹島対策の用心棒(?)として以前からスカウトされていたようで、見るからに済州島の暴れん坊といった顔つき。

釜山ヨットハーバー出航前
北東の風、10~15m、波高3m、向かい風の中、60M先のクロンポ入港をあきらめ、ウルサンに入港を変更した。
出港前、釜山の海上保安庁にクルージングを連絡しておいたので、盛んにオーナーのところ保安庁から連絡あり、とうとうウルサン港から保安庁がエスコートに来た。ウルサンのジャンセンポという町の税関の船に横抱きする。税関が入港届けの提出をしつこく要求する。南、西海岸では、途中入港の際は言われなかったのだが、、、時代が変わったのか?場所が変わったのか?

韓国の海上保安庁が護衛?
ジャンセンポは鯨料理が有名らしい。さっそく食べに行く。東海岸は島がほとんどなく(ウーロン島のみ)海岸ばかり見ていても面白くない。やはり入港後の食事が一番の楽しみになりそう。


釜山ヨットハーバー出航前


韓国の海上保安庁が護衛?


ジャンセンポの鯨料理

2005年05月07日 19:29
傷心の韓国東海岸クルージング

韓国の南海岸(2002年)、西海岸(2003年)をクルージングした塚原オーナーと私は、残る東海岸を2005年5月試みることとなった。ただ、例の竹島問題で、我々のクルージングの前途に困難が待ち構えていることも想像できた。

2005年05月06日 16:14