この年になると、一度は観ておきたい、聴いておきたいという、思いになる事がある。
井上陽水のコンサートに出掛けた。
彼は天才と呼べる、アーティストであろう。
多才な作品が多い。
確かに声は衰え、若い頃のような高音のツヤは無くなっているが、その存在感には圧倒される。
コンサートは、正直物足りなかった。
昔、ヒットした曲を、もっと聴きたかった。
「ジェラシー」、「メイク・アップ・シャドウ」、「なぜか上海」、
「とまどうペリカン」、「紙飛行機」等。
コンサートのテーマ上、仕方がない。
アーティストの世界では、遅咲きは難しい。
創造力は若さが生み出すのだから。
でもビジネスは遅咲きが可能。
創造力より、経験・実績がものをいう場合もある。
私は遅咲きとして、前人未到の領域に踏み入れて
みたいと思う時がある。
陽水は音楽・命 / 私はヨット・命。 (笑)
会場で運営側があれこれ言うのはなんとかならないのだろうか
明らかにお客であるファンを、子供扱いしている。
終わればCDを買えと言うし。
文化の成熟度が足りない。