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健全な外洋ヨット

2/26、牛窓マリーナでホルベルグ・ラッシー36(HR36)の
上架姿をじっくり見させて頂きました。

HRは北欧スエーデン建造の、主にセンターコクピット艇で、
オーシャンゴーイングのヨットでは、最も信頼性があります。
ただし値段は同じサイズの2倍はしますが。。。。

ジャーマン・フレーズ設計、ディープキールを思わせる
ボトムライン、大きいシヤーライン、安心なスケグ付ラダー、
40%を超すバラスト比(バラスト重量/船体重量x100%)。

バラスト比は復元力に大きく影響してきます。

九州のお医者さんが一人で太平洋横断する時、
迷わずHR36に決められた話を思い出しました。

最近のプロダクション艇にはバラスト比が20%に
限りなく近いヨットもあります。
このようなヨットはできるだけ近場で乗って下さい。
太平洋横断には少なくとも30%を超した方が良い
と思います。
とヨットデザイナーは言っています。

どんなヨットでもオールラウンドには乗れませんね。

最終決断はもちろんOWNERがされる事ですが。。。


瀬戸内海にHRはオーバースペック ?  それともステイタス ?

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