ベエネズエラの指揮者、グスターボ・ドゥダメルを初めて
見たのは、数年前に見たU-TUBEである。
バイオリンニスト、ヒラリー・ハーン演奏のモーツァルト
バイオリン協奏曲第3番が、大好きで時々聴いていた。
ハーンの演奏もすばらしいが、その第一楽章のテンポが
絶妙で、大変心地よかった。
決めるのは、やはり指揮者である。
ドゥダメルであった。
その時は好感を持っていた程度であったが、大晦日に
彼がニューイヤーコンサートの指揮者であることを
知って驚いた。
現在35才。
20代からウィーンフィルと共演しているらしい。
私の耳に、狂いは無かった。 (笑)
指揮ぶりを見ていると、カルロス・クライバーを
彷彿させる。
すべてのテンポは心地よい。
老若男女、若い才能の出現をどんな世界でも望んでいる。
若いクラシックファンはたまらないだろう