朝から真っ青な空。
今日はメト・ライブヴュー 「蝶々夫人」の観劇予定。
セーリングもしたい。
天気が良ければ、セーリングする習性になってしまった。
開場直前まで、外で空を眺めていた。
今回も泣いてしまった。
蝶々さんの、生き様・死に様が、ストレートに伝わってくる。
硬派の私にとつては、直の事。 (笑)
最初にこのオペラを見た時は、日本人が白人に手籠めにされている感じがして、不愉快さを覚えた。
しかし今はその逆で、完璧な日本人女性を描写している事に、快感すら感じる。
作曲家プッチーニの持つ表現力に、改めて驚きを感じたと同時に、蝶々さんを演じたラトビア出身の、クリスティーヌ・オポライスの演技力に感動した。
「トゥーランドット」は北京、「蝶々夫人」は長崎・、オペラ題材としてその地名が永遠に残るのは、うれしい事である。
「異民族の文化は、知ることはできるが、理解することは
できない」 とよく言われる。
異民族の物語を取り上げたオペラは、どんな日本人愛好家でも、「忠臣蔵」のように理屈抜きに感じる事には、無理があるのでは ?
そのうち、私は日本の文化に、関心を持つに違いない。
観る度に、旬な歌手との出会いがある