7/7、広島サロンシネマに映画「ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路」を観てきました。
モーツァルトの姉、ナンネルの少女時代にスポットを
当てたフィクション物語です。
弟の影で、また男尊女卑の時代の中で、天分の才能を活か
せず、気の毒な一生だったと思います。
彼女はひょっとすると、どこにでもある家族団欒の家庭を
切望していたのではないかと思います。
そしてモーツァルトの存在すら快く思っていなかったのでは ?
弟の才能を延すべく演奏旅行の連続、旅先パリでの愛する
母の早死、一人になった父の世話、良縁ではない晩婚。
お父さんのお墓にいっしょに入りたいという最後の願いも、
アカの他人(ニッセン)に妨害されてしまいました。
彼女がもう50年あとに生まれていれば、ファニー・メルデルスゾーン、クララ・シューマンのように女流作曲家、演奏家が
活躍する時代になっていたのに。。。。
*文中の「モーツァルト」はヴォルフガング・アマデゥス・
モーツァルトを示します。
ヴァイオリンを弾く少年モーツァルト、そして姉ナンネル