11/3-6まで、三浦半島のシーボニアから広島の沖野島マリーナまでオセアニス351の回航をしました。
シーベル325を売却されたお客様の次艇がオセアニス351に決まり、悪天候がおさまった11/3の午後3時半に出港しました。
先日の台風18号で、関東相模湾側のマリーナは、大打撃を受けシーボニアのポンツーンも大破してしまいました。幸いこのオセアニス351は、台風到来前に急きょ上架され、九死に一生を得ました。
嫁入り先の広島で新オーナーに可愛がって貰いたいと、旧オーナーも願っておられたと思います。
11/4の早朝、御前崎港に入り、燃料補給後遠州灘を、ただただ西に進みました。
故郷浜松のアクトシティのビルも、十分確認できました。
大王崎までは黒潮の反流に乗り、2kNT近いボーナスをもらいました。
11/5の早朝、燃料補給の為串本港に入りました。そこで思わぬヨット家族に出会いました。
11/2に高知沖で救助された浅沼さん、家族、そしてそのヨットです。
ほんとうに助かってよかったですね。 !!
ほんとうにすてきなFamilyですね。 !!
この貴重な体験を、より多くのヨットマンに伝えてほしいと思います。
関東からの広島回航は3年ぶりかな ?
名古屋に15年間住んでいたので、沖から遠州灘・熊野灘を眺めていると、遠い昔のヨットの思い出が、走馬灯のように蘇ってきます。
無我夢中・いちず・辛抱・挫折・決断・ほろ苦さ・・・・・・
こうやって、海に出ているからこそ、そんな情景がリアルに、しかもほのかに浮かんでくるわけです。
思い出は宝物。 我が人生に感謝 !!
下架され、いよいよこれから広島へ旅立ち。
助かった浅沼さん(中央)、岩壁でイカを御馳走になりました。